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青葉山のハヤブサ
その1

2007/10/13 0:15pm

 青葉山に行く手を遮られ、広瀬川がU字型に大きく蛇行した結果、川に囲まれ半島のような場所ができました。 街の中心から堤防に沿って少し入ったところが花壇、道が途切れる辺りに自動車整備学校と教習所があり、その練習コースが河川敷に張り出しています。


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E-510 /w 14-42mm 14mm f8.0 1/160 ISO100

進んできた道を振り返ると、街のビル群が一望できます。 川を挟んだ対岸は、青葉山の断崖絶壁がせまっていて、人を寄せ付けません。 その崖の高いところに、ハヤブサ夫婦が住み着いて、3~4年になります。

きょうは、ほぼ一年ぶりのハヤブサ観察です。 平日は自動車学校の生徒さんたちで賑わっていますが、週末は学校も休みで、行き交う車も少なく、堤防上の道路に三脚を立てました。 徒歩0メートル、お気楽な探鳥の開始です。


E-510 /w 14-42mm 14mm f9.0 1/50 ISO100

堤防から、ハヤブサのいる断崖絶壁を撮影しました。 この時期になっても、河川敷は夏草で覆われています。 手前の木々の間から、時折、オナガの声が響いてきます。
この写真にハヤブサの番、二羽が写っていますが、お分かりいただけるでしょうか? 画像の上をクリックして拡大画像で探してみてください。


E-510 /w 14-42mm 42mm f9.0 1/50 ISO100

こちらの写真の方が現実に近い大きさです。 広角の写真で探せなかった方は、こちらの写真の中で見つけてください。


E-510 /w Nikkor ED 500mm F4P 1/250 ISO200

左側、垂れ下がった枝の下に止まっているのがオスです。 その気になって探さないと存在に気づかない大きさです。 E-510+500mmレンズで焦点距離は1000mm。 それでも写るハヤブサはこの程度です。


E-510 /w Nikkor ED 500mm F4P + x1.4 EC-14 1/60 ISO200

(トリミング)

500mmレンズに1.4倍のテレコンを装着すると、1400mm。 少しは大きく写りますが、そのままでは風景写真なのでトリミングしました。

三脚を立てて撮影していると、”何撮ってるのですか?”とたずねられますが、その気になって探さないと分からない大きさなので、興味のない人には見えないのでしょう。
結論です、一眼カメラ+(超)望遠レンズでは、この場所からだと遠すぎ。 楽な探鳥ですが、得る物は少ないです。


E-510 /w Nikkor ED 500mm F4P 1/100 ISO200

(トリミング)

右側、洞穴の前にいるのがメスです。 オスより一回り大きくでっぷりしています。


E-510 /w Nikkor ED 500mm F4P + x1.4 EC-14 1/160 ISO400

この番、微妙に離れているので500mmレンズだとツーショットが撮れません。 EOS-1D mark2 + EF300mmを手に持って撮影。


EOS-1D markⅡ EF300mm F4 is f8.0 1/160 ISO200

メスはオスのほうを見ています。 オスもメスの方を見つめ阿吽の呼吸を整えているようです。 何かが起こりそうなので、急いでEF300mmレンズに1.4倍テレコンを装着。


EOS-1D markⅡ EF300mm F4 is + x1.4 f8.0 1/400 ISO400
(トリミング)

そして、ファインダーを覗くと、メスが飛び出す瞬間でした。 間一髪間に合いました。


EOS-1D markⅡ EF300mm F4 is + x1.4 f8.0 1/320 ISO400
(トリミング:オスが飛び始める瞬間)

(トリミング:メスが飛び出した瞬間)

バーダーの目線は飛び出したメスに向いていたので、オスが飛び出そうとしていることには気がつきませんでした。

メスの飛行画像を合成しました。 EOSのAIサーボはセンターで補足した被写体の動きを感知してピントを合わせます。 飛び出す直前には、ちゃんとセンターで捕らえていたのですが、飛び出した瞬間、動きにつられて左に振ってしまいました(おかげでオスが撮れましたが)。 だから飛んでいるハヤブサはピンボケ。 もっとも、この小ささなのでAIサーボーでも追いきれないと思うけれど。 ニコンD300の3D-トラッキングではどんなもんでしょう?

秒8コマの撮影です。 最後のコマ(5)は、岩肌の色に重なり分かりにくいです。 3までは、急降下でかなり高速飛行ですが、それ以降の上昇ではぐっと遅くなっています。


(トリミング:1~2)

羽による浮力を最小限にして急降下します。その速度は時速200Kmを超えることもあるそうで。


(トリミング:3~5)

大きな羽を目いっぱい羽ばたいての上昇です。 急降下は得意でも、急旋回急停止などは出来ないそうです。


EOS-1D markⅡ EF300mm F4 is + x1.4 f8.0 1/400 ISO400

(トリミング)

メスが飛んだ先は、岸壁横の大きな木の枝。 


EOS-1D markⅡ EF300mm F4 is + x1.4 f8.0 1/320 ISO400

ファインダーから目を離さず、オスの位置にカメラを向けましたが、もぬけの空。 この時点で、オスも飛んだことに気がつきました。 でオスはどこ?


EOS-1D markⅡ EF300mm F4 is + x1.4 f8.0 1/800 ISO800

オスは、いままでメスが止まっていた洞穴の前にいました。 ここは、じかに夕日に照らされるので、それを避けてメスは木に移ったのでしょうが、オスがこちらに移動してきたのはなぜ? 巣穴を守るため? でも、 しばしば2羽とも巣を離れ、空っぽにする時間も多いので、そう考えるのには無理があります。

  • DivX動画の操作は次の図を参照してください。

きょうは、ここまでです。 久しぶりに観察できたハヤブサご夫妻、元気で何よりでした。 明日は、川原に下りて撮影したいと思っています。

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