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日本の鳥 上野動物園
その1

2007/10/27

 用事を済ませ、お昼前に上野駅に到着。 台風20号の接近で、風が強く土砂降りの雨です。 傘を差しているのに、改札を出て横断歩道を渡るだけで、びしょびしょ。 文化会館前の喫煙場所で一服しながら、ズボンの裾を折り曲げウィンドブレーカーを着用。 さぁ~出発です。


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 本日のターゲットは、コマドリ。 今年(2007年)7月に来た時には、

茂みの奥に潜んでいる姿しか撮れませんでした。 今回、コマドリが綺麗に撮れれば、雨に打たれながら、遥々やってきた甲斐があります。

ゲートを入ったすぐ左側に、日本の鳥を飼育しているバードハウスがあります。 かなり年代物の建物で、中央がトイレで、その両脇に入口があり、ちょっと分かり辛いかもしれません。 内部は半円形型で外周に沿って、ガラスで仕切られたバードケージが並んでいます。内周壁はベンチになっていて、壁の向こうはトイレです。

中に入ってびっくり、暗い! 通路には照明がないので、カメラの上部モニターさえ見えません。 バードケージ内は、通路寄りには天井がありますが、その先と反対側の側壁は吹き抜けです(テラスのような構造)。 そこからの外光で通路よりはましですが、この天候なので、まともに撮影できる明るさではありません。 早々にEOS-1D markⅡに装着していたEF70-200mm F4 をEF135mm F2に換装しました。 ISなしでこの明るさ、手振れ増産の予感がします。

コマドリ Japanese Robin

 

目指すコマドリは、入口横のバードケージの側壁と仕切りガラスの狭い空間に作られた止まり木にいました。 ガラスがなければ、手を伸ばすと届きそうな場所です。 でも、外光が届かない場所なので暗い。 少し離れた場所で待つことにしました。

ほどなくコマドリは茂みの中に飛び込みましたが、7月より刈り込まれていていますので何とか撮影できました。 しばらく繁みにいましたが、暗いのと観客が少ないせいか、繁みから出て活発に動き始め、チャンス到来です。


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/60 -1/3EV ISO1600

(トリミング)


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/100 ISO1600

(トリミング)

バードケージ中央奥に作られた岩場付近は比較的明るかったので、ISO1600に感度アップすることで1/50より早いシャッター速度がキープできました。 それでも午後1時を過ぎると、f2.0開放で 1/20、1/30。 餌場での他の鳥たちと場所取り合戦や水浴びなども見せてくれましたが、それらの写真は全滅です。

小鳥は肉眼では静止しているように見えても始終細かく動いていますので、1/50を割り込むと成功率は極端に悪くなるようです。 それに、焦点距離135mmで手持ちの場合、成功率10%を良しとするなら、1/50が限界のようです。

コマドリが撮れたので、他の鳥に目を向けます。 ケージ横のプレートには、

カワセミ

コルリ

オオルリ

ウグイス

コマドリ

ゴジュウカラ

オーストンヤマガラ

アオハライソヒヨドリ

の名前が書かれています。

コルリ Siberian Blue Robin

このケージで一番活発に動くのがコルリです。  


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/50 ISO1600

(トリミング)

ブルーと白色は、背景とは異なる色彩でAFも迷うことなくピントを合わせくれます。


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/30 1/3EV ISO1600

(トリミング)

次の写真は、7月に来園した時に撮影しました。


EOS-1D markⅡ /w EF70-200mm F4.0 150mm f4.0 1/20 ISO800

(トリミング)

今日ほど暗くなかったので、70-200mm F4で撮影しました。 やはりISO800とISO1600では色が違います。 ISのおかげで1/20でも手振れが補正されています。 でも、10枚ほど連射した中で、コルリが震えていなかったのはたった1枚だけでした。

コルリとコマドリが同時に餌台に飛んでくることがあります。 この餌台は仕切りガラスに近いところに設置されていて肉眼で観察するには、絶好なのですが、EF135mmの最短距離(90Cm)より近い。 結果、ガラスから離れて撮影することになりますので、ガラス面の反射と汚れでAFが合わず、シャッターチャンスを逃がしてしまいます。 もし撮れていたとしても、望遠ズームの開放では深度が浅いので、双方にピントが合わなかったかも。 やはり、EF50mm 1.4が欲しい。

オオルリ Blue-and-white Flycatcher


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/25 ISO1600

(トリミング)

シャッター速度1/25で限界を超しています、そのためブレ気味。 オオルリは、仕切りガラスから離れた木や鳥小屋の上に止まっていることが多く、通路に観客がいなくなれば、餌場にでてきます。 そして人の気配を感じると即、元の位置に引っ込みます。

ゴジュウカラ European Nuthatch


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/25 ISO1600

(トリミング)

ゴジュウカラも人が苦手なようです。 仕切り窓から離れた木に特別な餌場(木に取り付けられた腹巻上のロープ)を用意してもらっているようでそこで幼虫を取っていました。


(トリミング)

そして、人の気配がなくなると、そ~っと餌台に近づいてきます。


EOS-1D markⅡ /w EF70-200mm F4.0 200mm f4.0 1/80 ISO800 2007年7月

(トリミング)

アオハライソヒヨドリ Blue Rock Thrush

イソヒヨドリの亜種で南西諸島に生息しているらしい。 ケージ横のプレートはPC印刷の臨時物でした、新顔? 説明文では、迷鳥とのことです。


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/25 ISO1600

(トリミング)

見る角度によっては灰色になることも。


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/25 ISO1600

(トリミング)

この鳥を撮影する時、1D markⅡのAFは大いに迷ってくれました。 暗い上に背景と同じ色調なので迷って当然だとおもいます。


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/100 1/3EV ISO1600

(トリミング)

飼育係から餌を手渡しでもらっていました。 餌付けの訓練?

オーストンヤマガラ Varied Tit


EOS-1D markⅡ /w EF135mm F2.0 f2.8 1/30 ISO1600

(トリミング)

こちらも、アオハライソヒヨドリ同様、仮のネームプレートです。 伊豆諸島南部と書かれています。 三宅島などで見られるヤマガラ亜種で、頭部から胸にかけての淡黄色部分が褐色になっています。

このケージの鳥たちを観察して、足環をつけられた鳥とつけられていない鳥がいることに気がつきました。 コマドリにはつけられていないが、コルリは両方の足に、その他の鳥は片足につけられています。 まさか、”脱走初犯で片足。 二度目の脱走で両足”って基準じゃないとは思いますが...?

今回、あいにくの天候で感度アップのISO1600でしか撮れませんでしたが、暗さと観客の少なさで、鳥たちが撮影しやすい場所に出てくれたのが救いでした。

本ページのISO1600画像は、NEAT IMAGE でノイズ除去しています。

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