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ハスとカワセミとサンニッパ
その1

2008/08/07

 しばらくホームページの更新をサボっている間に、手元の撮影機材が様変わり。 100%気まぐれの機材入れ替えなんですが、そのお話は別の機会に。 で、新しくやって来た機材の目玉は、

さんにっぱ

Canon EF300mm F2.8L is、長年夢みた憧れのレンズです。 庭に飛んでくるスズメやヒヨドリを撮ったのでは、高貴なレンズに失礼だと、んなこと思っていた矢先、ローカルTV番組で、ハスで覆い尽くされ水面にカワセミが飛んでくる沼(KHB:杜の旅行社 2008/08/04)が紹介されました。 でも、映像に出てきたカワセミは豆粒、しかも逆光気味でカワセミ色が黒ずんでいる。 撮影は、多分プロだろうから、かなりの難易度かも。 ネットでそれらしきサイトを拝見すれば、みなさん、”600mmでも短い!” と嘆いておられます。

今年の梅雨には雨が少なかったのですが、その反動からか、梅雨明け後は雨の日ばかりで、8月に入って、やっと夏らしい日が続くようになりました。 そんなある日、朝から好天気の予報につられて、無駄骨覚悟で出かける事にしました。

角田市 手代木沼 7:30am


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手代木沼と書いて”てしろぎぬま”と読みます。 朝6時に家を出発し、角田に到着したのは、予定通り午前7時。 前夜ナビに登録した目的地の位置が間違っていて、到着ポイントは畑のど真ん中。 そこからが大変でした。 農作業の準備をしている人や犬と一緒に散歩をしている方数人に尋ねながら、どうにか沼に到着。


Canon EOS Kiss X2 EF-S 17-55mm F2.8 f8.0 1/250 ISO200

上の写真の右奥に立派な駐車場があります。 道に迷って30分ほどロスしていたので、そこそこあせっていましたが、まずは下見だと、手ぶらで駐車場から続く散策路を進みました。 道は途中から階段になり、上りきった所で木立を通して遥か下に沼が見えました。 道幅も狭く、とてもカワセミを撮影するポイントじゃないです。 しかも想像していたより大きな沼です。

少し気落ちしながら歩いていくと、今度は急な下り坂が続き、そして沼に沿った土手に出ました。 土手の左下は、砂利道ですが、車が通れるだけの幅はありそうです。  南に向かって続いているので、駐車場に戻って車に乗り込みその道を走ると、上の写真を撮影した場所に出ました。 根拠のないヤマ勘だけど、何だか、ここには出そうな雰囲気があります。


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is f4.0 1/800 2/3EV ISO200

と思った途端、ブルーの閃光が飛んだ! これって、かなりの幸運です。 この日、3回出てくれたのですが、幕間1時間以上で演技は5分。 もし、到着が演技終了直後だったら1時間以上待たされたはず。 始めてのポイントで、ボケッと、カワセミが出るかどうか分からない状態で、じっと待ち続ける我慢強さは持っていません。



Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is f4.0 1/800 2/3EV ISO200

奥に飛び去ったカワセミは、直に戻ってきました。 お腹がいっぱいなのか飛び込まずに花托に止まって、もったりしています。


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is f4.0 1/800 2/3EV ISO200 トリミング

腹が白っぽいし、全体に濁った色合いなので、今年生まれの幼鳥に見えます、たぶん。


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is f4.0 1/1250 ISO200 トリミング

太陽光は、写真の右手から射しているので、自分自身の影で顔が黒ずんでいるのが残念です。

なんとか、花のそばに来てくれ~



Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is f4.0 1/1000 ISO200


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is f5.6 1/500 ISO200 トリミング

願いを聞き入れてくれたのか、フラ~ッと飛んで、たった一つの花の側に来てくれました。 サンニッパのファーストショット、目的達成です。 役目を終えたカワセミは対岸に向かって飛び去りました。


現在、午前7時50分。 真夏であっても朝日は柔らかく、猛暑じゃないので、もう一度出てくれるのでは? カワセミ・ダイビングに備え、サンニッパにテレコンをつけて再来を待ちます。 その間、ハスの花で予行演習。


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f5.6 1/1000 ISO200


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f5.6 1/640 2/3EV ISO200

他にバーダーはいません。 お気楽独り貸切状態です。 時たま近所の方が通りかかり、口々に、今年のハスはダメダメネと話します。 昨年は水面を覆い隠すように沼全体にハスが広がり、花もいっぱいに咲いていたそうです。 目前の沼は水面が目立ち、花も数えられる程度にしか咲いていません。


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f4.0 1/1600 ISO200 トリミング

上の写真は、EOS 40Dのライブビューで中心の黄色い部分(実の入った花床と呼ぶそうです)にピントを合わせました。

遠くの対岸では、


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f8.0 1/1250 ISO800

チュウサギや、


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f8.0 1/1000 ISO800

アオサギが飛んでいます。 岸辺を眺めると若いゴイサギが数羽止まっていました。


三脚を立てた位置は、岸辺から少し上がったところで、やや見下ろす感じになります。 横の木立が直射日光を遮ってくれるし、その影に入っているのでカワセミからは見え難いはずです。 岸辺の草も三脚を隠すブラインドになっています。


Canon EOSKiss X2 EF70-200mm F4L is 200mm f5.6 1/800 ISO200

カワセミ・ダイビングの予定(期待)ポイントです。 ハスの花をかすめて飛んでくれれば最高ですねぇ~。




Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f5.6 1/1000 ISO200

午前8時30分、戻ってきました。 期待したポイントからやや離れた位置に止まり、魚を狙っているようなポーズでいます。


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f5.6 1/800 ISO200 トリミング


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f5.6 1/1000 ISO200 トリミング


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f5.6 1/1000 ISO200 トリミング


Canon EOS 40D EF300mm F2.8L is x EF1.4 420mm f5.6 1/1000 ISO200 トリミング

やや見下ろすポジションからの撮影だったので、後ろに水面が写り込み背景がゴチャゴチャになりました。 テレコン装着時のぼやけを嫌って一段絞った結果、更にそれを増幅しています。

おまけに、とんでもない失敗の影響でAFが上手く作動せず、ピンボケ写真ばかり。 飛び物の大半はゴミ寸前の状態でした。

とんでもない失敗

Lightroomでホワイトバランスを修正する前、Canon EOS 40Dで撮影した画像は、こんな状態でした。 撮影後40Dのモニターでチェックすると”なんだ?この青かぶりは?”、木立の影にいたので、液晶モニターが青味がかっているのではと、それ以上深くは考えなかった。

ライブビューでハスを撮影した時には、モニタ画面が余りにも暗いのでビックリしたのですが... 更に、カワセミが葉っぱに重なったとき、AFでピントが合わずに、”あれれ? EF300mm F4 の方がAFが機能するの? このサンニッパは欠陥品か?”などと愚痴る始末。 仕方がないのでAFなのにピントリングを回して調整、悲しかったです。

帰宅後チェックすると、EOS 40Dで撮った写真は、すべて、怪しくブルーに輝いていました。 ”ん?!”、慌てて40Dのホワイトバランスをチェックすると、<白熱灯>になっていました。 思い出しました、先日娘の演奏会を撮影した時、会場ホールの照明が電球だったので、ホワイトバランスを<白熱灯>にしたままでした。

ホワイトバランスをミスると、AFが正常に動かないことを、今回始めて知りました。 幸いRawだったので、PCでホワイトバランスの補正ができ、全滅は避けられましたが、Jpegだったらなら...

Rawは初心者の失敗にやさしいフォーマットですね。

三脚に固定すると、上面モニターは見えないし、たとえ見えても、40DのWBアイコンは小さすぎて識別困難だ...とグチってもみっともないだけ?

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