お気楽バーダー2(カメラ思いつくまま)

1.E-510のテレコン

 E-510に装着可能なテレコンが3個、手元にあります。

一つ目は、オリンパスEC-14 1.4倍テレコンバーターです。

E-510に直接装着できるので、500mm F4P + マウントアダプター + EC-14 + E-510 になり、マウントアダプターを付け直さなくても迅速に取り付けることができます。 F値が1段分暗くなりますので開放値は、F5.6になります。

二つ目は、NIKON TC-16A(s) 1.6倍テレコンバーターです。

ニコン純正で、装着順序は、 500mm F4P + TC-16A(s) + マウントアダプター + E-510 でマウントアダプターの付け替えが必要になりちょっと面倒です。 1.6倍ですから、装着時のF値は、開放で F6(?)ほどですか?
実はこのレンズには、あっと驚く機能がついています。 単なるテレコンじゃなく、MFレンズにつけると、そのMFレンズがAFレンズに変わるという化け物なのです。 カメラ側のモーターにより、TC-16A(s)のレンズが駆動するらしく、500mm F4PがAFに。 この機能はニコンのデジカメでも型番一桁台の機種でしか使えないのですが、なんだか面白そうですね。 オークションでD1Xがもっと安く手に入る時期になれば試してみたいと思っています。

3番目が、 NIKON TC-301(s) 2倍テレコンです。

このレンズもニコンFマウントですから、上記のTC-16A(s)と同じくマウントアダプターの付け替えが必要になります。
海外の某サイトで絶賛されていたので、オークションで中古を購入しましたが、ピント合わせが完璧で、しかもブレは皆無と言う条件での話だと思います。

写真でも分かりますように、やや特殊な形状のためニコン同士のテレコン2連結はできませんが、オリンパスのEC-14との組み合わせでは、2連結出来るようです。 TC-301(s)とEC-14の両方で、2.8倍、暗さは無視しましょう。 500mm F4Pが1400mmレンズにアップします。 E-510につけると実に、2800mm(80倍)! まるでデジスコですね。

TC-16A、TC-301には、末尾に s がついた物もあります。 一説では国内販売用に、sがつくらしいですが、本当ですかね? いずれにしてもかなりの安値でオークションで手に入れることができるかも。

2.テレコンの力

<まめぞうさんのサイト>で学んだ被写体までの距離とレンズ口径とレンズの分解能力の関係をもとに、旧お気楽バーダーで書きましたが、 被写体(鳥)までの距離が離れるほど、分解度が低下する、さらにテレコンをつければ、レンズ口径はテレコンの口径になるから(ホント?)、大きく撮れても、なんだかフヤけた写真なってしまう。
望遠レンズはその名の通り、遠くのものを大きくするのが役目だと思うのですが、過去に撮影した写真を見ても遠方の鳥の写真はもうひとつパッとしない。 望遠レンズで撮った写真のベスト3は、いずれも近距離での撮影でした。

500mm F4P の最短距離は5メートル。 これ以上に近づくのは不可能です。 この距離だとレンズの分解能も最高値です。 テレコンを装着すると、最短距離は変わらないで、倍率があがります。 近距離なのでピントも合わせやすい。
なんだか、意味不明な理由で、カワセミ池にブラインドを張り、テレコンを装着して望遠マクロに挑戦することにしました。

3.カワセミ池でテレコンのテスト

ある日の夕方、カワセミ池の淵で、きっと目の前6〜10mのところに飛んでくるカワセミを500mm F4P+ EC-14(1.4倍テレコン)で撮影するため、ブラインドを張りました。 真夏です。 夕方といっても西日ガンガンでブラインド内は灼熱地獄。 ガマンできないので後方入口は開けっ放しです。 1時間ほどカワセミを待ちましたが、やってこない。 暑さより、手持ち無沙汰のほうがガマンできないので、電柱に止まるウミネコとトビ相手に撮影開始です。

まずは、テレコンをつけた状態でファインダーでの撮影。


E-510 Nikkor 500mm F4P+ x1.4(EC-14) F5.6(F8) 1/1600 ISO400 LightRoomで現像 トリミング

絞りは、テレコン装着時の不文律、1段絞りです。 ファインダーでピントを合わせて飛び出しを待ちました。 タイミングはよかったのですが、ピントの山をつかみきっていないようです。 F8なので、テレコンなしのF4と比べれば、ファインダーはかなり暗くなります。 そのせいかリングを回したり戻したりで、なかなか納得の距離がつかめません。 そのうちファインダーを凝視している目が麻痺してきてまぁ〜いいかと思ってしまう。 ファインダーのピント合わせは、前述、広瀬川のカワセミのように、えいやぁ〜と一発勝負でシャッターを切ったほうがいいように思います。 迷うとろくな結果になりません。

この直後、誰がウミネコが飛び出させたかわかりました。

何かが電柱目指して飛んできました。 電柱の主であるトビが魚を捕まえて戻ったようです。 電柱上のお食事タイムです。 


E-510 Nikkor 500mm F4P+ x1.4(EC-14) F5.6(F8) 1/1000 ISO400 LightRoomで現像 トリミング

魚をゆっくり時間をかけて食べていましたので、別の電柱に止まっているウミネコを狙います。


E-510 Nikkor 500mm F4P+ x1.4(EC-14) F5.6(F8) 1/800 -3/10EV ISO400 LightRoomで現像 トリミング

ファインダーを見続けるのはかなりシンドイ作業です。 上の写真以降はライブビューによるピント合わせです。 ライブビューではテレコン装着による暗さも関係なく、一発ドンピシャで山がつかめます。 迷うこともないので精神上好ましい。 ピントを合わせた後、ライブビューをオフにし、レンズレインコートでファインダーを覆い、リモコンケーブルを持って飛び出しの瞬間を待ちます。
レンズのピントリングを回しても、ファインダーで見ている限りは揺れを感じませんが、ライブビューを10倍拡大して液晶画面を見ると、リングを少し回しただけでかなり揺れるのが分かります。 ライブビューのもうひとつのメリット、わずかな揺れでも感知できるので、振動が収まるまで待つことが出来ます。 振動がなくなれば、リモートケーブルでシャッターを切ります。


E-510 Nikkor 500mm F4P+ x1.4(EC-14) F5.6(F8) 1/800 -3/10EV ISO400 LightRoomで現像 トリミング

先ほどより、さらによいタイミングで撮影できました。

同じ要領で、トビの飛び出しを待ちます。


E-510 Nikkor 500mm F4P+ x1.4(EC-14) F5.6(F8) 1/1000 -3/10EV ISO400 LightRoomで現像 トリミング

わたくしの腕前程度では、テレコン装着時にはライブビューが必須です。 ファインダーより短い時間でピントを合わせることが出来ますし、鳥が動かずにいるようなら、ライブビューをオフにし、ファインダーも覆い、肉眼、双眼鏡でじっくり観察しながら、シャッターチャンスを待つことも可能です。

だいぶ日差しが弱まってきましたので、テレコンをはずし、カワセミを待ちました。 池の対岸には飛び疲れたのかツバメの幼鳥が羽を休めていました。 心配した親鳥が上空を旋回しています。 そろそろ引き揚げ時です。
レンズとカメラを片付けていると、やっとカワセミ登場です。 あわてて再セットアップ。 しばらく待ちましたが、カメラポジションには出てくれませんでした。 この炎天下、何のために息を凝らしてブラインドにこもったのか! 疲れた。

残りのテレコンは、あらためてテストするつもりです。

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