お気楽バーダー2(カメラ思いつくまま)

E-510 2000mmの世界でTandem Tripod

前回の結論として、オリンパスがMFレンズでISが機能するようファームウェアをアップデートしてくれるのが一番いい方法だと述べましたが、それが実行されるまで、じっと我慢しているのも何なので、手振れ防止の方法を考えることにしました。

EOS 1D mark2 を重しに使えば効果的だとわかりましたが、

  • 1Dを重しに使って撮影してい最中に、三脚が転倒すれば、その瞬間に2台は共倒れする。 バーダーの鳥カメラはこの2台しかないので、以後撮影ができなくなり路頭に迷う。
  • 1D を持っていくのなら、ついでだからと、EF300mm F4も持っていく事になる。 レンズを装着したまま重しにすると、レンズが下向きになり間違いなく地面に激突する。 かと言って、レンズをつけたり外したりす るのは、ゴミ取りのない1Dでは避けたい。 それ以前に、重しをつけたり外したりすると三脚を倒してしまう恐れがある。 
  • ストラップで吊るすので、振り子の原理で停止するまでに時間がかかるし、風にも弱そう。

などの理由で、実現は難しそう。

さて、どうしようか?と思った時、目に入ったのが、新しい三脚を買った為使わなくなった旧三脚。 これをカメラ側に付け、Tandem(二連装)にしたらどうか?

Tandem(二連装)三脚

早速、実験してみました。 レンズ側の三脚は常用のハスラー3段トラベラー、カメラ側は、旧使用のブルボン3段です。 重量を軽減させる目的で、カメラ側三脚には雲台を省略しクイックシュー直付けの予定でしたが、カメラに角度が付き、三脚の脚の長さを調整しないと、クイックシューがはまらない。 結局、カメラ->クイックシュー->自由雲台->三脚になりました。

Tandem三脚の効果

ラ イブビューを見た途端、ビックリです。 モニターに映し出された画像が揺れていない。 で、娘のカメラを借りて、上の写真の右端に写っている方法で、動画 を撮影しました。 映っているのは、10倍モードのライブビューで、レンズ側のフォーカスリングを操作しています。 画像の真中にある再生ボタンをクリッ クすると始まります。(YouTube)

レンズ側だけ三脚(Single Tripod)

レンズのフォーカスリングに指が触れた途端、ブルブル震える。震えはなかなか収まらないので、ピントが合わせ難い。

レンズ側+カメラ側2連装(Tandem Tripod)

レンズのフォーカスリングを廻しても、ブレが少ないですし、すぐ収まる。 より正確なピント合わせが可能。

この動画だけで、Tandem三脚の効果は歴然ですが、前回同様、銀杏の木を撮影しました。

重し(1Dmakr2) 三脚二連装 三脚二連装
一段絞り 一段絞り 二段絞り
ISO800
1/250

1/250

1/100
ISO400
1/125

1/125

1/50
ISO200
1/50

1/60

1/25
ISO100
1/40

1/40

1/15

枝の切口で濃くなっている部分は、葉の影が写りこんでいます。 全てのシャッター速度において、Tandem三脚では木目の模様がより鮮明に出ていて、1D mark2の重しより効果があります。 ただ、一段絞りと二段絞りは期待していたほどの差はないようです。


E-510 Nikkor ED 500mm F4P x2.0(TC-301s) f11 1/60 ISO200
(画像のクリックで拡大表示)

2000mmの焦点距離でこれだけ写れば上々です。 三脚2本を担いで、再度ランカウイに行きたくなりました。

三脚2連装の操作性

最初に考えていたほど、操作性は悪くなかったです。 でも、セットアップと撤収がたいへんです。

  1. カメラ側三脚のクイックシューを外し、自由雲台やエレベータのねじもゆるめておく。
  2. レンズ側三脚のパーン棒を操作し、左右の位置を定めて、回転ねじを締める。
  3. レンズ側三脚の上下位置を調整し、ねじは軽めに締める。
  4. カメラ側のクイックシューをセットする。
  5. レンズ側の上下位置を再調整し、ねじを締める。
  6. カメラ側三脚の脚が浮いていないことを確認し、自由雲台とエレベータのねじを締める

慣れれば、案外早い操作が出来るかも。 ぶれない分ピント合わせは早くなります。

携帯性

これが、問題だ~~