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オリンパス E-510 高感度における
画像の甘さ

 E-510を使い始めて数ヶ月になりますが、そろそろ粗が見え出したと言うか、腑に落ちないところがあるのです。 それは、ちょっと前にも話題にしましたが、高感度画像をISO100の画像と比較すると、ノイズが多いという単純な話ではなく、平面的でメリハリのない画像になるのではないか。

 それ、ホンマかいな? でテストしました。 比較相手は、EOS-1D markⅡです。 E-510以外のカメラはコレだけなので。

Olympus E-510 + Zuiko Digital 11-22mm f2.8-3.5

EOS-1D markⅡ + EF24-105mm F4L

オリンパスサイドから、比較する相手が違うぞ! とクレームが出そうですが、E-510は2007年誕生の新製品、EOS 1D markⅡは2004年発売開始の旧旧(2世代前)カメラ。 オークションで、E-510よりちょっとだけ高い価格で手に入ります。

両機とも、

  1. ISはオフで、三脚使用
  2. 評価測光
  3. センター・フォーカス
  4. 絞り優先 絞り値はF4.0
  5. アドビRGB
  6. 仕上がりは、初期設定のまま
  7. オートホワイトバランス

露出補正は、

  • EOS-1D markⅡは、+1/3EV
  • E-510は、+7/10EV

シャッター速度は、

ISO 1600 800 400 200 100
EOS-1DmarkⅡ 1/800 1/400 1/200 1/80 1/50
E-510 1/500 1/320 1/160 1/80 1/50

焦点距離は、

  • EOS-1Dは、32mm(41.6mm)
  • E-510は、22mm(44mm)

E-510のノイズフィルターはオフ

Raw現像は、両機ともLightRoom。 プリセットは、一般 - ゼロ設定で暗めに出力されます。

E-510

ISO100


(LightRoom-ゼロ設定)

参考 (オリンパス マスター2:すべてカメラ設定のまま)


ISO1600

ISO800

ISO400

ISO200

EOS-1DmarkⅡ

ISO100


(LightRoom-ゼロ設定)

参考 (キヤノンDPP::カメラ設定のまま)


ISO1600

ISO800

ISO400

ISO200

テスト方法

センター部分をピクセル等倍で切り抜き2倍に拡大し、ISO100の画像と比較しました。

テスト結果

各画像の下半分がISO100の画像です。 

E-510


ISO200

ISO400

ISO800

ISO1600

ISO100と比較すると、一段アップのISO200でも違いが認識できます。 感度が上がるにつれ、立体感がなくなる感じです。

EOS-1D markⅡ


ISO200
ISO400

ISO800
ISO1600

ISO400までは、ISO100と区別がつきません。 ノイズは増えますが、感度を上げても、画像のコントラストは不変です。

結論

LightRoomのヒストグラムを比較すると、

E-510 EOS-1D markⅡ

EOS-1D markⅡは各感度でほぼ一定ですが、E-510では、ISO100だけヒストグラムが横方向に広がっていて、階調の増加を示しています。 また、E-510のホワイトバランスは、緑色がかぶっています。

先日、問題にしたISO100での画像が突出して綺麗だ は真実のようです。 なぜこのような映像エンジンの仕様にしたのか、オリンパスの真意を測りかねます。
鳥撮影では、ISO100は特殊で、ISO400とかISO800を多く使い、更にベースのレンズにテレコンを装着しますので、高感度時の画像の甘さは、テレコンによって増幅されます。

E-510の焦点距離2倍は、大いなる魅力です。 高感度時のノイズの多さにも目をつぶります。 でも、ISOを上げた結果、画像が甘くなるのは許せません。 鳥撮りで暗がりにいけなくなります。 これは、鳥撮影に使うなと同義であります。 かたや EOS-1D markⅡは腐っても鯛。 その気になれば、ISO1600も平気です。 でも、ライブビュー未装備。 やはり、D300あたりに移行するのがいいですかねぇ? 

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