旅は道連れ Canon EOS Kiss X2の使い勝手2008年の夏休みに、その直前に購入したキヤノン EOS Kiss X2を持って関西に旅行しました。
レンズは、
の3本です。 家族3人での旅行、行き先の決定権はカミさんと娘が握っているので、名所旧跡、観光スポット等いけるはずもなく、もっぱら買い物、繁華街でのショッピングです。 百貨店やショッピングセンター内で一眼レフを振り回すと、色々誤解を受けやすいので、自己規制。 結果、道路を歩くふたりの後姿ばかり撮る羽目に。 それに、鳥以外にそれほどの興味もないので、撮影スポットに行ったとしても、構図云々などはお構いなし。 そんなお気楽のEOS Kiss X2 インプレッションです。 レンズでかすぎKiss X2本体のコンパクトさに比して、レンズがでかすぎ。 街中でスナップするには目立ち過ぎだし、家族にカメラを向けると嫌がられる。 下の画像を見れば納得です。
この2本、かなりの威圧感があり、カメラを向けられた人間は、ピックと身構えてしまい、自然な振る舞いが撮りにくい。 フードを外せば、まだマシか? 犬に向ければ吼えられそうだし、猫だと飛び掛られるかも。 家に置いてきぼりにした、
かなり小型のレンズなので、まだ救えたかも。 ワイド側解放F3.5が室内では暗すぎと思ったのと、無理無理買ったEF-S17-55mm F2.8 is、こちらを使わないと、自己嫌悪に落ちそうだったので、ちょっと迷ったけれど、結局安い方は持ち出さなかった。 解放時の明るさ以外に、どれ程の違いがあるのか? 今度、撮り比べをやってみたいと.... ちなみに、お気楽が所有しているコンデジは、
EF-S18-55mm ISつきEOS Kiss X2より、なお一層小型だし、レンズに、にらまれている風には見えないけれど、カメラ・カメラしたデザインが気になる。 カメラの下部についているのは、マンフロット 797 Modepocket(ミニ三脚)。 追記:投稿直前にあっけなくモデルチェンジされましたよ~っ 更に小さいカメラ、
娘のデジカメですが、これくらいなるとショッピングセンターでパシャッとやっても気づかれない? でも、レンズ周りの金属部分は何とかならん物でしょうか? 前方に延びるズームだから仕方がないのか? で探してみると、ありましたよ、屈折光学系カメラ、例えばサイバーショットT700なら単焦点コンデジより目立たない。 これだと、向けられても威圧感はないだろうし、どこにいても、撮りたいときに、周りの目を意識せずに撮影できる究極のスナップカメラ、でも、買わないと思うよ、SONYが嫌いだし、Nokia N82があるから。
EF-S17-55mm F2.8 IS USMF2.8通しのズームレンズなので、このくらいの大きさ・重さになるのでしょう。 初日の道頓堀の夜景では、ちょっと絞ったf3.5で撮影しましたが、特に高感度にしなくても、ISで補正可能なシャッター速度で撮れましたし、EOS Kiss X2の評価測光やオートホワイトバランスが優秀で、Lightroomでの作業もほとんど必要なしでした。 ”なにわ”の鉄板焼きでは、F2.8の明るさを十二分に感じることができました。 絞りF4.0で1/15ならば1/30で、1/30なら1/60で写せるわけですから、静止をお願いするのが、はばかられる食事中のスナップでも、歩留まりがよくなります。 欲を言えば、テレ側の焦点距離が80mmほどあれば使い易いのでしょうが、F2.8通しだと更に大きく重くなるし、手が出せないほど高価にもなるでしょう。 それに、街中のスナップに55mm以上のレンズが必要か? と聞かれれば、今回の旅行でこのレンズをEF70-200mm F4L isに交換したのは1場面だけで、EF-S17-55mmだけでもいいんじゃないのと思います。 購入前、EF-S17-85mm F4-5.6 IS USMにしようかと迷った瞬間もありましたが、ワイド側F4.0だと、前述のように室内撮りでは暗すぎで、明るい単焦点レンズが必要になり、結果的に、レンズ交換が避けられない。 交換頻度は、17-55mm(室内外兼用) + 70-200mmの組み合わせより、17-85mm + 明るい単焦点レンズ(室内用)の方が圧倒的に多いはずですし。 EF-S10-22mm F3.5-4.5 USMフツウに考えると、雄大な景色をこの超ワイドレンズで写せばいいのでしょうが、お気楽程度の腕前でヘタに超ワイドを使うと、雄大さがまったく伝わってこない絵葉書写真になる恐れが大。 だから使用頻度は極少ですが、このレンズでなければ絶対に撮れないものもあるわけで。 今回、イグレック・ベルポートでの昼食時、席が細長いテーブルの両側に配置されていたため、17mmでは画角が狭すぎ、このレンズを使って、席に座ったままの全員が写った記念撮影ができました。 ただし、スナップは10-22mmで料理は17-55mmで、などのレンズ交換は、食事をいただきながらでは、まず無理。 料理も超ワイドズームで撮影。 ある程度絞って写し、撮影後のトリミングで美味しそうな写真にりました。 EF70-200mm F4L IS USM不思議なレンズです。 持ち出しても使う機会がなくバッグの重しになるくせに、持ち出さなければ、このレンズに最適な場面に出くわして、置いてきた事を後悔させられる。 EF70-200mm F2.8L程のボケ味は出せないが、小型軽量が大きな武器です。 上述の通り、今回は1シーンしか撮れなかったけれど、少し離れた場所から撮ることで、相手にカメラを意識させることなく自然な表情の写真になるし、背景を人物に近づける望遠効果も面白い。 ただ、街中では通行人やその他モロモロが間に入り込むのでシャッターチャンスが少ないけれど。 何だ、3本のレンズを使ってこの程度の写真しか撮れないの? 労を惜しまず少し離れて撮れば、超ワイドなんて不要だし、18-200mmのズーム1本で十分じゃないの? と言われれば、まったくその通りで、返す言葉がございません。 カメラ道楽なんて、ぶっちゃけた話、撮る者の自己満足、撮られる者のはた迷惑ですから.... EOS Kiss X2 の オートISO例えば、カワセミ撮影では、じっと止まっているのもいいけれど、動きのある方がもっと素晴らしい。 だから、魚を狙ってダイビングする瞬間やホバリングを狙って撮影するわけで、動くカワセミをピタッと停止させるために高速シャッターを使います、1/1600~1/2000が理想的(と思っている)。 一方 ずっと使ってきたEF300mm F4L isにテレコンを装着し、カリッとした描写を求めて絞り値はF8。 天気が良くても、ISO800以上でなければ設定できない値です。 ことほどさように、めちゃめちゃなカメラ設定なので、ISOオート設定など無用の長物、オートISO設定など、”使い物にならん”と勝手に決め込み、風景、街撮りでも手動でISOを設定していました。 EOS 40Dでは、慣れているので、ファインダーをのぞきながら設定ボタンを押してISO感度変更ができますが、EOS Kiss X2では、ボタンの大きさも配置も異なるため、ブラインドタッチできません。 仕方ないので、試しにオートISOに設定したのですが、素晴らしい! 鳥撮影以外は、オートでまったく問題なしというより、お気楽の頭脳より適切に感度を設定してくれました。 夜景や室内では早目に感度アップするんじゃないかと危惧していましたが、1/15くらいまで粘ってくれて、無駄な感度アップは一切なし、気に入りました。 ところで、オートISOでは、ISの有無や、レンズの焦点距離も考慮して感度を設定してくれるのでしょうか? ヒマがあれば検証してみたいと思っています。 撮影モードについても、ずっと絞り優先(AV)を使ってきました。 今回の写真をチェックすると、毎度のことですが、めんどくさかったり、設定が間に合わなかったり、忘れたりで、いい加減なF値の写真が多かったようです。 今後は、プログラムAEも積極的に使ってみようと考えております。 露出補正露出補正ボタンを押しながら、電子ダイヤルを回す。 EOS 40Dでは、サブ電子ダイヤルを回すだけ。 圧倒的に40Dの方が操作しやすい。 AF枠の移動AFフレーム選択ボタンを押してから、十字キーで移動。 ファインダーをのぞきながら十字キーをブラインドタッチするのは難しいかも(十字キーの各ボタンが小さく且つ離れすぎ)。 ただし、情報モニターに設定過程が表示されるので、ファインダーから目を離しても操作できる。 EOS 40Dでは、マルチコントローラーだけで設定できるが、このコントローラーはクリック感に乏しく、移動方向が定まりにくい。 情報表示カメラ設定状況については、EOS 40Dは上面の表示パネルで確認、EOS Kiss X2は画像再生用の液晶モニターを見ます。 独立した専用の表示パネルの方がよさそうに思いますが、実際使ってみると、三脚使用時には見えない、暗い場所では照明を点灯しなければ見えない、表示されるアイコンが小さく確認しづらい等々欠点も多い。 EOS Kiss X2では背後の液晶モニターに出るのでこれらの欠点はない。 考えてみれば、高級機の代名詞になっている上面表示パネルは、LCDの消費電力が大きかったデジカメ創生期、消費電力を抑えるために背面モニターに表示させず、上面パネルを追加したのじゃないかと、過去の遺産ですね。 いずれ、なくなるのではないかと思います。 EOS Kiss X2の液晶画面の表示/非表示は、ファインダー下部のセンサーで自動制御され、ファインダーをのぞくとオフに、目を離すとオンになります。 消える方は問題ないが、ファインダーから目を離すと無条件に表示されるのが目障りに思う時があります。 DISPボタンを押してオフにできますが、オフの状態で十字キー以外の設定ボタン(ISO、露出補正)を押しても非表示のままです。 この辺りの仕組みが煩雑で、ニコン D40やオリンパス E-510のように、どの設定ボタンを押しても点灯し、シャッター半押しで消去の方がすっきりして使いやすかった。 記録メディアCFを使うコンデジが市場から消え、CF/SDの容量・性能差がなくなった今でも、高機能(高価格)デジタル一眼レフはCFまたは、その両方を使います。 ちょっと前なら、記録メディアは非常に高価で大容量だとカメラの価格を上回るほどでした。 そんな高いメディアなのに端子がむき出しのSDなんて、おもちゃみたいなチャチさで使えん、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入した大容量メディアだ、一生使い込むぞ~。 ここに来て、記録メディアは驚くほどの値下がりで、耐久品から消耗品になりました。 だから手持ちのCFが使いまわせるとか、そんなケチくさい考えは無用かも。 そして、CFの終焉が遠くない今、キヤノンがEOS Kiss X2でCFからSDに方向転換したのもうなづけます。 CF、SD同じ性能ならば、小さい方が良いのに決まっている。 総評お気楽が始めて手にしたデジタル一眼レフは、EOS Kiss Digital。 しばらく使ってEOS 20Dに替えましたが、始めてそれが来た日、Kiss Digitalと比べ高級感というか作りのりっぱさに驚いたのを覚えています。 EF300mm F4をKiss Digitalに装着しボディを持つと、マウント部がポッキリ折れるのではないかと...、EOS 20Dではそんな恐怖は微塵も感じなかった。 今回、EOS Kiss X2購入に当たって、EOS 40Dなみの硬性感は期待できないのでは と心配していましたが、オオはずれ。 EOS 40Dなみにがっちりしたボディで安心しました。 しかも、小さく軽いので文句はありません。 ただ、レンズの大きさが.... 一眼レフカメラが誕生して以降、フィルムからデジタルに、CCDからCMOSにと、技術は進歩したけれど、光学系は不変です。 IS(VR)や超音波モーターなど周辺技術はそれなりに進んだが、基本的にレンズを使った光学系はむかしのままです。 ある日、突然、トンボの複眼的な電子光学系が出てくるかも。 レンズに替わる半導体素子が像を結ぶので明るさはF1。 焦点距離の概念もないので、望遠/広角は拡大・縮小で対応、一眼レフ換算で8mm-3000mmまでOK。 画像の隅から隅までピントが合うので、深度なんて関係ない、ボケはソフト的に作ります。 こんなのが出ればすごいだろうなぁ。 レンズ資産が豊富で、それが飯の種のキヤノンやニコンからは絶対に出ないと思うが、ひょっとしたら、パナソニックあたりは可能性があるかも、いやいや”マネ下”と揶揄されている会社だからそんな地面をひっくり返すような新製品は無理か。
カメラバッグ Lowepro Nova 200 AWカメラバッグも新調しました。 ロープロ Nova 200 AWです。
自重1.36Kgで、EF-S17-55mm F2.8 isをつけたEOS Kiss X2とEF-S10-22mm F3.5-4.5、EF70-200mm F4L isの2本のレンズが余裕で入ります。
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