お気楽バーダー2(カメラ思いつくまま)->撮り比べ EOS 40D vs Kiss X2 vs コンデジ vs 携帯カメラ

外観
EOS 40D vs Kiss X2 vs コンデジ vs 携帯カメラ

EOS Kiss X2 vs EOS 40D

 初代EOS Kiss Digitalは、当時ちょっと高かったEOS 10D、20Dと比べると、いかにも安物然とした風情で、遠くからでも”あの人のカメラ、Kissだわぁ~”とわかるほどでした。 手にすれば、その違いを更に顕著に感じることができ、硬性不足のペラペラ感に幻滅した人も多かった。 時代は変わって、いま、EOS Kiss X2 とEOS 40Dの見かけ上の差異はほとんどありません。 手に持っても ”ちょっと大きさが違うかなぁ” の程度です。

実際は、設定ボタンやダイアルの数が違いますし、操作方法も異なりますが、安かろう悪かろう、何てことはないので外観だけでEOS 40Dを選ぶことはあり得ないことです。

レンズ

商売上手なキヤノンは、高くて高性能のレンズにワンポイントを施し、所有する者に優越感を与えてきました。 実際、Lレンズと称されるレンズには、銅鏡に赤い帯が描かれ、それは遠くからでも認識できる黄門様の印籠のようで、カメラにこれをつけているだけで一目置かれました(いまでもそうか?)。 これだけに留まらず、望遠レンズでは、もっと露骨に、麻薬のような差別化を採用したのです。 厚化粧させたように銅鏡を白で塗り潰した”白”。 いまや、”白”を装着したカメラは、野鳥やスポーツ撮影のお仲間に入れてもらうための会員証です。 ですから、レンズを選ぶ際には、性能以外に、その外観、赤ハチマキや白塗装の有無も選択ポイントになり得ます。

そんなキヤノンが、どうしたことか、EF-Sシリーズでは質実剛健、価格の高低による外観の違いを放棄しています。 EF-S17-55mm F2.8 IS USMとEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISの価格差は4倍以上ですが、外観の違いは、それほど感じられない(持てば、違いはわかるけれど)。 この現状に対し、”値段の割には高級感に欠しい”とか”同クラスのニコンレンズは金文字、赤VRがついていてカッコいいのに”と嘆いているご同輩も多いのですが、開発現場ではこんなやり取りが交わされているかも。

会話 その1

開発 例のX(新製品)、もう少し時間をかけると、予定性能がでるはずなんだけれど、上から、”早く出せ~”とせっつかれて困ってるんですよ。
デザイン あ~ そう。 で、Xのデザイン、ウチの担当?
開発 ええ、お願いね。 中味では、N(競争相手)に勝てんから、見栄え よろしくですわ。 S(あの会社)やA(あっちの会社)のようにパッと見でグッとくる方向でよろしく。
デザイン 苦しそうやね。 で、予算は大丈夫? コストの方はどう?
開発 ほいな、そちらの予算は十分確保しておりますし、コスト高なったらウチ(製品)から回すので安心してよ。
デザイン そこまで、おっしゃるのなら、一肌脱ぎますかな。
開発 ほい。 期待しておりますので。

会話 その2

開発 X(新製品)のデザイン、よろしくね。
デザイン 了解です。 ところで、うわさでは、物凄いモンらしいですね。
開発 ええ、ウチは、N(競争相手)と違って中味(性能)で勝負ですわ。 Xだって、2~3年はNに先行しとりますよ。
デザイン ほほう~、こちらも負けずに、がんばらないとイカンですね。
開発 いやいや。 ウチのリサーチで、とんでもない数字が出てきて、工場に無理をお願いして、やっとこさ予定数の生産のめどが立ったばかりなんで。 デザイン最高で、更に台数の上乗せってことになると、完璧にパンクですわ。 それに、予算もコストもウチが目一杯使ってるし、そこんとこ、よろしく。 そうそう、ボツになったY(B級品)あるでしょう? あれの焼き直しでいいんじゃない?
デザイン そうですかぁ。 こちらの出番はなさそうですなぁ。
開発 へい。 そういうことでよろしく。

”レンズやカメラの性能は、その見かけやパッケージ・デザインに反比例する”とお気楽は考えているのですが。

Canon PowerShot A720 IS

娘のLIMIX DMC-FX01が古くなり、修学旅行に合わせて買い換えることにしました。 お気楽の独断で、充電器が不要で、6倍ズームで顔認識も付いて2万円で買えるこれに決定。 自画自賛で購入したのに、娘の”何?このカメラ!ぶさいく!”でチョン、馴染んだFX01を持って行きました。

確かに、デザイン以前のカメラカメラした外観では、女の子に好かれるはずもない、逆に、AVとかTVなど、けっこうマニアックな機能が付いているので、体育会系の男の子にはうってつけかも。

そんな風に思っていた矢先に、キヤノンがモデルチェンジしました。名前まで変わってPowerShot A2000 IS 無骨な体育会系が帰国子女風になったけれど、AVもTVもなくなり、レンズも暗くなりました。 これって、上の”会話 その1”のまんま?

Nokia N82

ノキアの携帯電話です。 お気楽は、非公式ですが、docomoのSIMで使っています。 海外へ出れば、SIMカードを入れ替えるだけで使用できるし、SIMカードはコンビニでタバコ1箱より安い。 i-modeはダメだけれど、フルブラウザ、メール、GPS、Google Mapsに加えBluetooth、無線Lanまで装備ですから、i-Phoneなんてヘのカッパ。

レンズは、Carl Zeiss Tessar F2.8-5.6、キセノンフラッシュで500万画素。 これらスペックだけで、この携帯を気に入っているのではなく、写真でもわかるように、レンズが背面中央に。 レンズ横のレバーを下に下げると、カバーが開きスイッチオンになります。 シャッターは上面に、そうなんです、カメラを両手で持ち、腕をL字型にして脇を固め、液晶を見ながら、ゆっくりシャッターを押す、コンパクト・デジタルカメラと同じ流儀です。 同様に液晶を見ながら撮影するビデオカメラは片手で持つようですが、それでも、ブレないように脇を固めて腕はL字になります。 それなのに携帯電話だけは、カバーを開いて、片手で持ち、その手を目一杯伸ばして撮影する。

北京オリンピックの閉会式でも、多くの日本選手が、このポーズで撮っていました。 その姿は、かって世界を相手に戦争をしかけた某国の独裁者が求めた敬礼のようで、見ていると気持ちが悪くなります。 オリンピックに出られて閉会式にも参加できたのだから、それはわれら凡人が絶対に経験できないことです。 一生の思い出なのに、美しく綺麗に記録を残したいとは思わないのでしょうかねぇ、せめてコンデジくらい使ってよ。 でも、携帯で撮ってるのはまだマシだった。 会場内から、平気で、携帯電話しているバカな選手も多かったようで、場所をわきまえろと言いたい。 あれでは、メダルは無理やね。

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