お気楽バーダー2(カメラ思いつくまま)->撮り比べ EOS 40D vs Kiss X2 vs コンデジ vs 携帯カメラ

連写
EOS 40D vs Kiss X2 vs コンデジ vs 携帯カメラ

50周耐久自転車レース

 クラブハウスは、大変な状況だったのです。 昨晩の大雨で、水没寸前。 選手一同、クラブハウスで水のかき出しに大忙し。 今日は走らないのかぁ~ と心配でしたが、そのうちに人数も増え、数人が試走を始めました。 なお、増えたのは選手で、観客は最後までお気楽一人。

突然、オートバイが引っ張り出され、給油、 ヘルメットをかぶったおじさんが乗り込んでスタート。

選手が一斉にその後に続きます。 第2コーナーに差し掛かると、大声で”あと50”。 ”ほへぇ~50周するんだ! カメラ4台の連写テストができるぞぉ~”。 現場では選手の数を数える余裕なんかなかったのですが、写真を見ると9人でスタートしたのですね。

すぐにひとりが脱落、その後は全員、順調に周回を重ねていきます。 ”あとXX回”の声に助けられ、お気楽も余裕で連写のテストができました。 残り10週をきると、オートバイは相変わらず定速ですが、徐々に集団から脱落する選手が出てきます。

残り数週で、オートバイのスピードが上がり、迫力炸裂。 2名だけになりました。 選手も大変だけれど、オートバイの人はもっと疲れるかも。 間違いなく周回をカウントダウンし、第2コーナーで忘れず大声で”あとXX”。 おまけにスロットルを微妙に調整し一定速度を保つ、直後の選手の状態を気にしながら。 残り1週で2番手がコースアウト、更にスピードアップします。

オートバイに接触寸前の間隔でゴール! 撮影しながらの見物でしたが、それでも、見とれてしまうほど面白かった。 お近くの方は、ぜひ見に行ってください、無料です、ただし、走行スケジュールは判りません、運がよければご覧いただけるはず。


連写性能 (カタログ仕様)

カタログに記載されている連写速度とバッファフル枚数は、

  連写速度 RAW 連写可能枚数
Canon EOS 40D 6.5枚/秒 約17枚
Canon EOS Kiss X2 3.5枚/秒 約6枚
Canon PowerShot A720 IS 1.3枚/秒 記載なし
Nokia N82 不明 不明

EOS 40DもEOS Kiss X2も、Jpegであれば、実用上連写可能枚数の制限はないのですが、お気楽はRAWで撮ります。 理由は、撮影時にチョンボ(多々発生)しても、後ほどPCで救える事が多い。 鈍感だから、 撮影時、場面に合ったホワイトバランスやピクチャースタイルなど判らない、撮った写真を見て始めて気がつく。 撮影時に微妙な露出補正が面倒。 などなどです。

連写テスト

  • EOS 40D、EOS Kiss X2はRawフォーマット。
  • Canon Dppで現像・補正(ピクチャスタイル、シャープネス、コントラスト、明るさ)・サイズ変更。
  • 縦横比は、EOS 40D、EOS Kiss X2が3:2、Canon PowerShot A720 IS、Nokia N82が4:3。
  • 連写速度は、撮影情報(Exif)の”撮影日時”から推定、ただしEOS 40DおよびEOS Kiss X2については、”撮影日時のSubSpec”の1/100秒値を参考にした。
  • 記録メディアは、
Canon EOS 40D CF Transcend 266x 4GB
Canon EOS Kiss X2 SDHC SanDisk ExtremeIII 4GB
Canon PowerShot A720 IS SDHC Transcend CLASS6 8GB
Nokia N82 microSD NOKIA 2.0GB

下表は、連写開始以後1秒毎の連写枚数を表しています。 1セルが1秒間を意味し、それに含まれる枚数が、その時点の枚/秒にまります。

EOS 40D EOS Kiss X2 PowerShot A720 IS Nokia N82




















 












 


 

Canon EOS 40D

ほぼ、仕様通りの結果です。 バッファフルに達するのが2.6秒後なので、これ以降は、約1枚/秒の速度になります。 目前に来るまでに2.6秒以上かかったので、至近に到達した時は超低速連写に。 連写開始を遅くするか、ドライブ設定で”低速連写”にすればよかったのかも、3枚/秒で約5.6秒間連写できたはず。

Canon EOS Kiss X2

残念ながら、仕様値(3.5枚/秒)を下回りました。 原因として考えられるのは、接続レンズがUSM(超音波モーター)ではないので、AF速度が連写速度に追いつかず足を引っ張ったのかも。 ただ、EOS 1D系やNikon D300では、カメラ設定で、連写中にAFピントあわせ優先/連写速度優先の選択が可能ですが、Kiss X2では設定できない。 だから、実際のところは断定できません。 連写6枚(仕様では1.7秒経過後)でバッファフルになり、以後は、1枚/秒より若干早い速度になります。

Canon PowerShot A720 IS

仕様書通りの結果でした。 こちらは、仕様書の記載はないものの、連写速度優先に間違いなく、AFが追いつかずピンボケ多数。

Nokia N82

仕様には連写速度は明記されていませんが、1枚/秒をやや下回る速度で連写ができます。 ただし、連写中はAFが働かないので、置きピンなどの工夫が必要。

SanDisk ExtremeIII と ExtremeIIの書き込み速度 (秒)

下表はバッファフル以降の1枚当たりの撮影所要時間(秒)です。

  EOS Kiss X2 EOS 40D
  SDHC SanDisk ExtremeIII 4GB SDHC SanDisk ExtremeII 8GB CF Transcend 266x 4GB
1.07 1.04 1.11
1.03 1.02 1.17
0.98 1.10 1.20
0.96 1.08 1.25
0.92 1.04 1.22
Av 0.99 1.06 1.19

ExtremeIII 4GBとExtremeII 8GBの速度差はわずか7%、価格は同等で容量は2倍。 EOS Kiss X2に限っては、ExtremeIIIは無駄な選択。 EOS 40DのCFは、EOS Kiss X2のSDHCより20%遅い。 EOS 50Dは、CFを継承しましたが、その次はきっとSDのはず。 新1D系は、SD2スロットかもね。

評価

連写速度に重点を置けば、ちょっと高いし重くてもEOS 40D。 お気楽のように鳥を追っかけてると、6.5枚/秒でさえ遅くて不満、倍率に目をつぶってEOS 1D系や縦グリップつきNikon D300に走りたくなります(実際走った)。 RAWにおける連写可能枚数の少なさは、JPEGで我慢するか、ここ一番の気合で連写開始をギリギリまで我慢するかで凌げるはずです。

EOS 40Dと安いレンズの組み合わせはどうなの? と聞かれれば、即座に、ノーとお答えします。 安くてコンパクトなEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISは非USM(超音波モーター)なので、AFはカタツムリです。 AFが遅ければ連写が遅くなるとは、EOS 40の説明書には明記されていないけど、もし遅くならないのなら、連写中のピンボケ写真が増えるはず。 更に、AFフォーカスの仕様(40D、Kiss X2)を見れば、 "Cross-type F2.8 at center"の文言が。 F2.8より明るいレンズをつけて、ファインダー中央のAF枠を使うと、より高速により正確にピントを合わせることができる、これこそが、高くて重いEF-S17-55mm F2.8 IS USMを選ぶ理由なのです。

えぇ~? このレンズに高速AFを求めて、鳥でも撮るんでっか?

EOS 40D+高くて重いレンズ
EOS Kiss X2+安くてコンパクトなレンズ

撮ることもあります。 いつ、どこで鳥に出会えるかわからない、四六時中望遠レンズを持っているわけでないので。 実際、この日も流し撮りのテストを終えて競輪場脇の原っぱに出ると、今年生まれのムクドリが遊んでいました。

Canon PowerShot A720 ISについては、ご覧の通りで連写や流し撮りは可能ですが、撮りやすいとは言い難い。 むしろ、それをメインに撮るなら、安い一眼レフの中古の方がいいかも。

Nokia N82については、これで流し撮りをやろうなんて考える方が愚かで間違っていました。

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