スーパーワイドなEF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
一塁ベンチ裏の通路を抜けて階段を上がり、明るく日が差している所に出てみれば、

EOS 40D w/EF-S17-55mm F2.8 IS USM 17mm f8.0 1/160 ISO100
バックネット裏内野席一段目と二段目の間、楽天カラー、真っ赤なシートが強烈です。 これがグーグル・スタジアムだったとしたなら、4色カラーでもっと華やかだったかなぁ? 目前に広がる球場は、17mm(27.2mm相当)では写しきれない、早速バッグからEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMを取り出してレンズ交換。 案内の人は、”ゆっくり写してください”と言ってくれるけど、気弱いお気楽には、その人を待たせるなんて、とてもじゃないができません。 他のカメラでも撮りたかったのだけど、ここは我慢で、EOS 40Dだけにしました。
EOS 40D w/EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
- Rawフォーマット。
- Canon Dppで現像・補正(シャープネス、コントラスト、明るさ)・サイズ変更。
- 撮影時のホワイトバランスは”オート”、現像時にDppで”太陽光”に変更。
- AFフレームは、ZoomBrowserを見ると、

こんな感じですが、ひょっとしたら、ピントを合わせてからシャッター半押しで構図を変えたかも、そんな覚えがチラチラしています。 やっぱり、テスト撮りでは、めんどくさがらずAFフレームを移動させないと、ピントを合わせた位置が判らなくなります。
同じ場所から撮って見ました。 1枚目は絞り解放でf3.5。

10mm f3.5 1/1250 ISO100
10mm(16mm相当)は凄いです。 ファインダー越しに見れば、ミニチュアの野球場みたい。

10mm f8.0 1/250 ISO100
こちらは、f8.0で撮影、f3.5と比べると、
| |
絞り解放(f3.5) |
f8.0 |
| 1 |
 |
 |
| 2 |
 |
 |
| 3 |
 |
 |
| 4 |
 |
 |
| 5 |
 |
 |
上の5組の画像は、ピクセル等倍で切り抜いたもので、左が絞り解放(f3.5)、右がf8.0。
- 最至近の椅子背です。 解放ではボケていますが、それでも文字は読取可能。 逆に考えれば、遥か遠方にピントを合わせても、至近でこの程度しかボケません。 このレンズでボケ狙いの写真は難しい。
- ホームベースあたりで、バックネット越しです。 両者ほとんど差はないようですが、強いて言えば、f8.0がやや鮮明。
- 三塁側最上段の看板で、ネットはかかっていません。 絞り解放でも、画像に流れがなく嬉しい限りです。
- スコアボードで、こちらはバックネット越しになります。 両者、ほぼ同じ写りです。
- 一塁側最上段の看板で、ネットはかかっていません。 左端同様、右端も満足できる描写です。
広角側と望遠側
内野席最上段から撮影しました。

10mm f11 1/125 ISO100
まずは、ワイド側10mm(16mm相当)で撮影。

22mm f11 1/100 ISO100
次に、テレ側22mm(35.2mm)、35ミリ標準レンズの画角です。
ワイド側に写る球場は、画角の広さと増幅された遠近感で、まるで大リーグの巨大スタジアムのように見えます。
球場見学のラストは、お決まりのロイヤルVIP席。 内野最上段からエレベータで、更に上がると、

10mm f10 1/160 ISO100

10mm f10 1/100 ISO100
これは、もう雲の上から野球観戦。 優越感に浸って内野席を見下ろします。 ただし、グラウンドの興奮は、ほとんど伝わってこないかも。
評価
周辺減光と色収差
 |
 |
| 補正前 |
補正後 |
ピクセル等倍切抜き画像の5番目、一塁最上段看板の角に色収差と周辺減光が出ていますが、Dppで補正可能です。
歪曲
 |
 |
| 補正前 |
補正後 |
画像の歪曲と周辺減光をDppで補正しましたが、縮小するとその差が判らないほどのレベルです。
操作性
EF-S17-55mm F2.8 is USM(645g)と重さを比べると、このEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMは385gで約60%。 ズームレンズながらワイド側にしてもテレ側にしても繰り出しがないのでレンズ長は変わりません。 EOS 40Dとの重量バランスも重すぎず、軽すぎずで最適。 ISなしでも手振れに強いレンズです。
以上、大変素晴らしいレンズですが、使用頻度の少なさが玉に瑕。 お気楽は、えいやぁ~で買ったのだけれど...保管ボックスの重しにならなきゃいいのだがと心配しています。
|