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Canon PowerShot S90のここがイヤなぜ PowerShot S90に決めたか 数ヶ月前コンデジを買おうと決心したが、それほど切羽詰った決心じゃなかった。 新型機は、どれも、おまかせ機能が強化され、楽して撮りたいと思えばシャッターを押すだけで綺麗に撮れるらしい、動画もおまけと言えないほど強化されたとのこと。 Panasonic LUMIX DMC-TZ7の動画は評判は高いし、静止画像にも欠点が見当たらない。 お気楽(の娘)はLUMIX DMC-FX01を持っていて、失敗の少ないカメラだと思っている。 でも、お気楽が撮っても娘と同じような写真しか撮れないのも事実。 ここ一発いい写真を撮ろうとがんばっても、カメラがやる気を殺いでしまう、要するに手動設定が苦手なカメラだ。 多分、DMC-TZ7も同じで買ってから後悔しそう。 Sony Cyber-shot HX1には好印象を持った。 操作性バツグンだし、動画も素晴らしい。 ただ、20倍望遠がサイズ・重量と手動レンズ・キャップのトレードオフだとすると、果たしてこのカメラで鳥を撮るだろうか? 鳥を撮らなければ20倍望遠は無用、そうすると何のために重くて大きいカメラを持ち歩き、レンズ・キャップの面倒を見なければいけないの? そんなのデジ一眼だけで十分。 そんなこんなとウジウジしていると、ソニーがCyber-shot WX1とTX1を出してきた。 いずれもビックリの小ささ、軽さだし機能満載、加えてお買得価格。 ただ、WX1の広角24mmは無理してんのと違う?の写りだし、TX1のレンズは暗すぎる。 だけど、欲しいなぁ~ でも、決心し切れなかったのは、メモリー・スティックだからの一点だった。 お気楽が所有するメディアはCFとSDの2種類、CFはEOS 40Dだけのため。 CFに統一できる可能性はゼロだけど、いつかはSDだけになるのではと期待している。 そんなところに3種類目のメモリースティックはもってのほか。 結局、発売直後で割高だと思ったし、いまさら動画がVGAサイズなんて悪夢なんだけどCanon PowerShot S90を買いました。 買う前から判っていたPowerShot S90のイヤな点、ダメなところ 購入前に、販売店のデモ機を触って、駄目な箇所を2つ見つけた。 買わないのに、ダメだダメだと言うのは、アホなイヌの遠吠えだが、買った後では、ユーザの声として許されると思うのでレポートします。 AF枠が移動できない こちらが、今まで使っていたCanon PowerShot A720 IS。 AV(絞り優先)やTV(シャッター速度優先)モードでは、任意の位置にAF枠(緑色)を動かすことができる。 PowerShot A720 ISは既に販売終了したSシリーズより下位の機種(安物)。 一方、PowerShot S90では、 メニューの中を探しても、こちらの操作マニュアルを読んでも、AF枠を移動させる方法が見つからない。 多分、出来ないのでしょう。 中央以外の場所にピントを合わせたければ、どうするか? マニュアルの”構図を変えて撮る”(82頁)では置きピンで撮りなさいと書かれている。 その頁に載っている写真のように距離がある被写体では問題ないが、マクロ撮影で置きピンをすると微妙に被写体までの距離が変わり、ピンボケの原因になる。 更に三脚使用時の置きピンは不可能に近い。 キヤノンが、”こんなカメラで三脚使うのはナンセンス。 マクロで撮りたければ日の丸構図でどうぞ”とおっしゃるのなら、それは納得するけど。 ところで、PowerShot S90には、 Panasonic LUMIX GH1と同様の機能、AF枠の領域を拡大する機能がある。 あちらはMFモードでフォーカス・リングを操作した時のみ拡大になるが、こちらは、シャッター半押ししている限り拡大表示される。 これで置きピンをすれば笑ってしまう。 フレーム移動の結果、中央に来たポイントが拡大表示され、下手すると移動前にピントを合わせた場所が隠されて見えなくなる。 この拡大機能、MFでは多いに便利だが、AFではどうなんだろう? ピント合わせをAFに任せたわけだから、その結果を拡大表示でチェックして、もしピンボケならもう一度AFでトライしなさいなのか、あるいはこれ以上のピント合わせは無理だから後はMFでお願いということか、ひょっとしたら故障だからサービスセンタに持ち込みなさいなのか。 Canon IXY DIGITAL 930 ISでは、サーボAFと被写体認識とAF枠が連動していて、シャッター半押しでフレームを動かしてもAF枠は最初にそれを合わせた被写体を捉え続ける。 仲間内でこんな素晴らしい機能を実現しているのに、なぜ採用しないのだろう、不思議だ。 PowerShot A720 ISのAF枠移動は、確かに煩雑で判りにくい。 PowerShot S90の開発に当たって、それを避けるためにAF枠移動をはずしたとしたら、こんな馬鹿なことはない。 これを許したキヤノンの設計担当責任者の顔が見たいものだ。 プロの開発者ならば、機能を外さず解りやすく素早く操作できるような設計を心がけると思うのだが。 コントローラーリングは百害あって一利なし PowerShot S90の売りのひとつは新しく採用になったコントローラーリング。 さてどんなものか?
コントローラーリングの設定項目は変更できるが、デフォルトで、AVモード時、コントローラーリングでF値を、コントローラーホイールで露出補正値を設定する。 コントローラーリングはレンズ交換式カメラのフォーカスリングを模して作られたもので、一見カッコいい。 元来デジ一眼では、右手でカメラ本体、左手でレンズを支えて撮影する。 だから手を動かさずに操作できるフォーカスリングが生きてくるのであって、コンデジの中でも極小のPowerShot S90、右手でその本体、左手でレンズを支えて撮る人なんているのか? フツウは両手でボディを支えるでしょ。 本体を支えている左手を離し、レンズ根元に移動させてリングを回すのは不合理で不安定な操作だと思う。 スベスベの表面のためヘタすると落下させる恐れもある。 慣れれば、本体を支えた左手でコントローラーリングをを回すことが出来るかもしれないが、こんな操作を練習すること自体あほらしい。 右手で操作するコントローラーホイールも油断すると、ホイールを回したつもりが、ストロボやマクロの設定画面を出してしまう。 ホイールを押し込まないように回すために、やはり右手も持ち替える必要があるようだ。 Sony Cyber-shot HX1のジョグダイヤル
Sony Cyber-shot HX1の操作性はバツグンで、中でもジョグダイヤルは素晴らしい。 このダイアルを押し込んで設定項目を変更し、回すと各値が設定できる。 AVモードでは、F値、露出補正、ISO値が親指だけで設定できるわけで、シャッターに指を掛けた状態で本体を支えている左手はまったく動かない。 このダイヤル1個だけで、PowerShot S90の両手操作を要する2つのコントローラ(左手:コントローラーリング、右手:コントローラーホイール)を超えている。 ダイヤルを押し込むと回転軸も押されるわけで、その辺りの部品設計や精度はかなり高度で、へなちょこコントローラーリングとは雲泥の差だ。 次期PowerShot S90に望むこと ソニー製品はデザイン優先、かっこよさが売りで、実際使ってみれば使い難い、反対にキヤノン製品はデザインより使い勝手優先、どことなく無骨でも、よく手になじむ。 と思っていたが、Cyber-shot HX1とPowerShot S90では完全に逆転している。 キヤノンには、IXYブランドもあるわけだから、カッコよさとデザイン優先はそちらだけにして欲しい。 PowerShotである限り、多少見かけが悪くなっても、必要な機能を落とさず真に使いやすいカメラに仕上げてください。
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