お気楽バーダー2カメラ思いつくままCanon PowerShot S90 買いました
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PowerShot S90
レンズ収差補正・歪曲補正

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 Canon PowerShot S90で撮ったRAW写真のレンズに起因する歪みや色ずれを、Canon DPP(Digital Photo Porfessional)で補正できる。

  1. 周辺光量
  2. 歪曲
  3. 色収差(画像周辺部に発生する色ズレ)
  4. 色にじみ(画像の高輝度部のエッジに発生することがある青色や赤色のにじみ)

この4つの補正項目以外に、撮影距離スライダーがある。 これについて、オンライン・ヘルプは、

下表のカメラで撮影したRAW画像に補正を行うと、画像に撮影距離情報が保存されているときは、撮影距離情報に応じて、スライダーが自動設定されます。ただし、画像に撮影距離情報がないときは、右端の無限遠位置に自動設定されるとともに、スライダーの上部に、[<!>]が表示されます。撮影距離が無限遠でない画像のときは、画面を見ながらスライダーを操作して、撮影距離を微調整することができます。

と記述している。 文中の下表には、PowerShot S90は含まれていないので、調べて見た。

撮影距離 広角端(28mm) 望遠端(105mm)
マクロ最短距離
標準最短距離
1メートル
3メートル
遠景

EOS 40D 遠景(*)

(*)EOS 40DのレンズはEFS 17-55mm F2.8 IS

広角端マクロ最短距離では、撮影距離スライダーは左端にセットされるが、その他は右端付近でわずかに異なるだけである。 遠景では、広角端・望遠端とも右端の無限になる。 ちなみにEOS 40D+EFS 17-55mm F2.8 ISでは望遠端(88mm)では右端無限、広角端(27mm)では、無限より若干左になる。

3つの補正項目のスライダーが微妙な位置にセットされるので、撮影条件によって異なるのではと思っていたが、調べた結果では、EOS 40Dを含めて共通であった。

レンズ特性と撮影距離および補正スライダーによる量が補正パラメータのはずだが、詳しい説明は、オンライン・ヘルプにもDigital Photo Professional Ver.3.7 使用説明書(PDF)にも記載がない。

撮影距離スライダー

撮影距離スライダーによって、”歪曲”および”周辺光量”補正が、どのように変化するか調べてみた。

  1. 歪曲スライダー、周辺光量スライダーは既定値(デフォルト)の100とした。
  2. 写真は、広角28mmのマクロ・モードで撮影。
  3. 写真上端の、”左端”、”既定値”、”右端”は撮影距離スライダーのポジションを示し、それをクリックするとその値で補正された写真を表示する。

左端  既定値(中央からやや右)  右端(∞)

広角側マクロ撮影では、スライダーを動かして撮影距離を変えても、歪曲と周辺光量の補正の程度は変わらない。

歪曲と周辺光量の補正量

次に、撮影距離スライダーを規定のポジションに止めて、周辺光量と歪曲スライダーを動かした。 色収差・色にじみ補正のチェックは外している。

左端(0)  既定値(100)  右端(光量=120、湾曲=100)

  • スライダーを左端の0ポジションに移動すると、補正のチェックを外したのと同様、補正なしになる。
  • 歪曲補正は、既定値(100)が最大値である。
  • 周辺光量は既定値が100で最大が120なので、スライダーを規定のポジションから右端に移動すると若干端が明るくなる。

歪曲、周辺光量とも既定値による補正で充分な効果が出るようだ。

色収差・色にじみ

いわゆるパープル・フリンジ(Wikipedia)の補正だが、シロウトのお気楽には、”色収差”と”色にじみ”の区別がつかない。 効用に違いがあるのか調べて見た。

色収差=オフ 色にじみ=オフ
色収差=オン 色にじみ=オフ
色収差=オフ 色にじみ=オン
色収差=オン 色にじみ=オン
  1. 写真に写っている電車の右隅(カーソル位置)を200%に拡大したのが右上の画像である。
  2. それを見ると、電車の右隅にパープル・フリンジが出ている。
  3. 色収差スライダー下の”R”、”B”で収差の色合いを調整する。
  4. 色収差をオンにすると、パープル・フリンジはほとんど取れた。 取り後が残っているが、”R"と”B”のスライダーで調整すると更に良くなるかも知れない。
  5. 色にじみ補正でも取れるが、色収差ほどではない。 後方に見える自動車の青被りも、少しだが解消している。
  6. 両方オンにした場合がベストのようだ。

ということで、パープル・フリンジの除去には効果が認められた。

注意すべきは、

オンライン・ヘルプに、

こんなときは
  • [周辺光量]補正を行ったら画像周辺部にノイズが発生した
  • ノイズ緩和機能で輝度ノイズ緩和、色ノイズ緩和を行うと、発生したノイズを緩和することができます。ただし、夜景や高ISOで撮影した画像に、補正量を多く設定すると、ノイズを緩和できない場合があります。
  • [歪曲]補正を行ったら画像の解像感が下がった
  • シャープネス調整でシャープネスを強めると、補正前の画像に近づけることができます。
  • [色にじみ]補正を行ったら画像の彩度が下がった
  • 色の濃さ調整や彩度調整で彩度を上げると、補正前の画像に近づけることができます。
  • [色にじみ]補正を行っても効果がわからない
  • [色にじみ]補正は、画像の高輝度部のエッジに発生する、青色や赤色のにじみの補正に有効です。 条件にあわない場合は補正効果がありません。

と書かれている。 やり過ぎは良くないので、お気楽は必要最小限の使用に止めることにした。。

街中のスナップで確認

レンズ収差補正の”周辺光量”と”歪曲”について、街撮りスナップで効果を確かめた。

  • 撮影距離、周辺光量補正量、歪曲補正量スライダーは既定値(デフォルト)。
  • 色収差、色にじみはオフ。
  • 写真の上端に配置されたオン・オフを交互にクリックすると効果が確認できる。

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(105mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

歪曲・周辺光量(28mm): オフ  オン

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