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PowerShot S90
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| 焦点距離 | AV | TV | ISO | EV | |
| 40D | 88(55)mm | f10.0 | 1/800 | 400 | -2/3 |
| S90 | 105mm | f4.9 | 1/400 | 80 | -2/3 |
シャープネス:0
DPP設定は40D,S90共通 ノイズ除去、レンズ補正はなし |
S90 ヒストグラム |
40D ヒストグラム |
余裕のCMOS持ちのEOS 40Dは、プログラム・シフトなしのPモード、オートISOでは、平気でISO400まで上げてくる。 一方のPowerShot S90は高感度を謳っても、そこはコンデジ、一線を超えられず、ノイズが怖いとISO80でがまんの子、しわ寄せは絞り値に。 EOS 40Dはf10.0まで絞り込んでいるのに、PowerShot S90はf4.9の解放。 勝負になりませんが、等倍でチェック。
PowerShot S90
EOS 40D
レンズの分解能が高いのか、f10が効いているのか、予想通りEOS 40Dの方が稜線がくっきり出ている。
シャープネス:5
シャープネス以外は変更せず。
等倍切抜き
PowerShot S90
EOS 40D
シャープネス:9
シャープネス以外は変更せず。
等倍切抜き
PowerShot S90
EOS 40D
お気楽的考察だが、30㌔先の山を鮮明にするならば、EOS 40Dと言えどもシャープネス0は苦しい、3~5あたりが適当。 9はかけ過ぎでカリカリして模型の山になる。
PowerShot S90は、モニタに縮小表示するなら、5~9。 2L~A4に印刷するなら9がいいかな。 A3に印刷するなら40Dにしましょう。
縮小画像をクリックすると、別ウィンドウに元画像を表示するので、ピクセル等倍で比較してほしい。 特に、対岸に停車している車や、沼右岸の魚釣り人の比較は面白いかも。
ピクチャ・スタイルに”紅葉”を採用したが、この写真では”スタンダード”とほぼ同一の色合いだ。
公園から見たビル(広角)
公園入口に立って400m先のビルを撮影。 AF枠は後方のビルに合わせた。
| 焦点距離 | AV | TV | ISO | EV | |
| 40D | 27(17)mm | f10.0 | 1/640 | 400 | 0 |
| S90 | 28mm | f4.5 | 1/500 | 80 | 0 |
シャープネス:0
DPP設定は明るさ以外は40D,S90共通 ノイズ除去、レンズ補正はなし |
S90 ヒストグラム |
40D ヒストグラム |
明るく撮れたPowerShot S90に合わせるため、EOS 40DはDPPで明るさを+2/3調整した。
等倍切抜き
PowerShot S90
EOS 40D
シャープネス:5
シャープネス以外は変更せず。
等倍切抜き
PowerShot S90
EOS 40D
シャープネス:9
シャープネス以外は変更せず。
等倍切抜き
PowerShot S90
EOS 40D
この位の距離になると、PowerShot S90の口径が小さいレンズでも、計算上それなりの分解能を持つので、両者の差は狭まってくる。 ただ、EOS 40DはDPPで明るさ調整を行ったので、それが悪影響を与えたことも考えられる。 EOS 40D、PowerShot S90もシャープネスは5までで良いのではと思う。 なお、EOS 40Dは高感度(ISO400)のため、5を超えるとノイズが目立ってくる。
公園から見たビル(望遠)
350m先のビルを撮影。
| 焦点距離 | AV | TV | ISO | EV | |
| 40D | 88(55)mm | f10.0 | 1/800 | 400 | -2/3 |
| S90 | 105mm | f4.9 | 1/500 | 80 | 0 |
シャープネス:0
DPP設定は明るさ以外は40D,S90共通 ノイズ除去、レンズ補正はなし |
S90 ヒストグラム |
40D ヒストグラム |
EOS 40Dは撮影時に-2/3分露出補正したが、ちょっと暗くなりすぎたのでDPPの明るさを+0.33分調整した。
等倍切抜き
PowerShot S90
EOS 40D
この写真を見ると、お気楽の”被写体までの距離が長いほどPowerShot S90は甘く写る”と言う考察が少し怪しくなってきた。 ”公園から見たビル(広角)”と比べ、ビルまでの距離が50m短くなったのに、より眠く写っている。 この理由は、多分、前項の広角は解放f2.0から2段強絞ったf4.5で、今回の望遠は解放f4.9で撮影したためであろう。
シャープネス:5
シャープネス以外は変更せず。
等倍切抜き
PowerShot S90
EOS 40D
シャープネス:9
シャープネス以外は変更せず。
等倍切抜き
PowerShot S90
EOS 40D
PowerShot S90遠景写真(ISO 80)のDPPにおけるシャープネスの値
お気楽の個人的指針だから、鵜呑みにしないで参考程度にとどめて欲しい。
① 絞りを1段以上絞って撮影
モニタ表示の場合は、5程度。
A4以下の印刷には、5~7。
② 絞り解放で撮影
モニタ表示の場合は、5~9程度。
A4以下の印刷には、9。
③ A4を超えて印刷する必要がある場合、手元にデジ一眼があるなら、それで撮影する。 やむを得ずPowerShot S90で撮影した結果が悪くても、”クソ カメラ!”なんて言わない。
④ 感度を上げて撮影した時は、ノイズ・リダクションの有無に関係なく、シャープネスは控え目にする。
⑤ 手振れ、ピンボケ写真は、シャープネスをかけても良くはならないので捨てる。
PowerShot S90にとってEOS 40は高嶺の花か?
EOS 40Dは、ISO400であってもノイズは許容範囲に収まるので常用できる。 この感度ならば、かなり絞れるので、深度が深い写真が撮れ、結果、シャープネスを強くかける必要がない。 シャープネスが弱ければ、ノイズも目立たず、ノイズ・リダクションも必要ないので余計にシャッキとした画像になる。
EOS 40DのPモード・オートISOでは、ISO 400(ISO 800?)を超えなければ、絞ってくるのに対し、PowerShot S90は、ISO80を固守して絞り解放までもってくる。 設計上、高感度は避けているようだ。 口径が小さく分解能が低いレンズを絞り解放で使うので、画像が眠くなる。 それを補うために強いシャープネスが必要になるが、シャープネスが強いとノイズが目立つので感度が上げられない、悪循環だ。
お気楽の頭に浮かんでくるのは、余裕でかまえるEOS 40Dに、障害物を避けながら必死に走ってくるPowerShot S90の姿だ。 どんなにがんばっても、EOS 40Dを超えることはない。
そして、レンズの性能差が最後の止めを刺す。
PowerShot S90
EOS 40D
5のシャープネスをかけた写真のフレーム端を等倍で切抜いた。 PowerShot S90で見られる”画像の流れ”は、低いレンズ性能に絞り解放が油を注いだ結果である。 シャープネスを上げても解決しない。
このように、両機の画質差は大きいが、価格・大きさ・サイズを考えると許容範囲だと思う。 それに、まともにEOS 40Dと撮り比べたいと思わせたコンパクト・カメラはPowerShot S90が始めてだ。
おまけ
DPPのピクチャ・スタイルの”紅葉”は、”スタンダード”より鮮やかで、”風景”よりドギツクない。 紅葉以外にも、青い空、深い緑が綺麗に見えるので、お気楽の愛用度が増している。
スタンダード |
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風景
青色の輝度が高い。 |
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紅葉
スタンダードと風景の間の感じ。 |
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