お気楽バーダー2カメラ思いつくままCanon PowerShot S90 買いました
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PowerShot S90
vs
Cyber-shot DSC-WX1
キャンドルと夜景とストロボ撮影

通常の頁より横幅が広くなっています。

 クリスマス、キャンドル・サービスを撮影する幸運が舞い込んでくるかも知れない。 コンビニで買った仏壇ロウソクをクリスマス・キャンドルに見立ててテストした。

”手持ち夜景”だから、手持ちで撮るのが正しい流儀だが、お気楽の技量で、すべて手振れなしで撮るのは無理、三脚に固定して撮影した。

IS(手振れ補正)と三脚

むかし、キヤノンのEF300mm F4L ISを三脚に乗せてファインダーを覗くと、フレームに写る景色がユサユサゆれ、レンズからうなり声が聞こえた。 このレンズのISは第一世代だから、三脚使用時はオフにしなければいけない。

時代は流れて、今やほとんどのカメラに手振れ補正が備わり、それが機能していることを意識しないで使っている。 ならば、”三脚を使うときには「切り」にしろ”はナンセンスだ。 「切り」にするのは容易いが、必ずと言っていいほど「有効」にするのを忘れる。

PowerShot S90マニュアルの151頁に、”三脚などでカメラを固定するときは、「切り」にすることをおすすめします”とある、微妙な言い回しだが、ISの「切り」を強制していない。  DSC-WX1は、ハンドブックと解説書のどちらにも記載がない。

お気楽は、コンデジで三脚を使う(その機会は少ないが)時、手振れ補正を「切り」にしないと決めた。 画像への悪影響を恐れる方は、この頁の写真で判断してほしい。 縮小された写真をクリックすると、ピクセル等倍でチェック可能なオリジナル画像を表示する。

  • 広角端で撮影、フレーム内の被写体の大きさが同等になるよう撮影距離を調整した。 結果、WX1の方が撮影距離は短い。
  • S90、WX1ともJPGで撮影。
  • 各縮小画像下段はピクセル等倍切抜きで、左の切り抜きは、写真中央部ミッキーの胸元、右は本の中央部(ロウソクの左上あたり)。

Pモードで撮る

P(プログラムAE)モードで撮影。

PowerShot S90 Cyber-shot DSC-WX1
低ISO感度指定でストロボ切り



28mm 1 f2.0 ISO80 WB(AUTO)

1秒のシャッター速度で手持ち撮影は、達人でないと無理。 画質は良好で、三脚を使用して撮るだけの価値はある。



24mm 1/2 f2.4 ISO160 WB(AUTO)

中途半端なホワイト・バランスのため、濁った色合いになり、好ましくない。 ISO感度がS90の倍になるので、その分シャッター速度は半分になる。 この程度なら、Pモードで低感度に設定して撮影するメリットはない。

ISO感度はAUTOでストロボ切り



28mm 1/13 f2.0 ISO1600 WB(AUTO)

ISO感度をAUTOにすれば、高感度に対するキヤノンの自信からなのか、1600まで上げてきた。 ノイズ除去が強めにかかり、シャープネスが弱められるので、ピクセル等倍で見るとぼやけた画像になる。 縮小すると、ソフトな感じではあるが、まったくダメな画像ではないと思う。

落ち着いて慎重に撮れば、手持ちで撮れるシャッター速度だ。



24mm 1/5 f2.4 ISO400 WB(AUTO)

高感度撮影を謳っている割りには、ISO400止まり。 ノイズ除去は弱めでピクセル等倍鑑賞に耐えられる。 ただ、1/5のシャッター速度では、手持ちでブレなく撮るのは難しい。

ISO感度はAUTOでストロボ発光



28mm 1/60 f2.8 ISO80 WB(AUTO)

撮影距離が短いのに、ストロボ光量が適切で、ギラギラ感がない。 ロウソク特有のぬくもりは消滅し、クールだが自然な感じの色合いだ。 ストロボでどこまで撮影距離が延びるかテストしてみたい。



24mm 1/30 f2.4 ISO160 WB(AUTO)

S90より撮影距離が短いからか、ストロボの光量が強すぎる。 ストロボ発光時のホワイト・バランスは、WX1の方が場の雰囲気を残している。

ナイト・モード

PowerShot S90には”ロー・ライト・モード”、Cyber-shot DSC-WX1には”手持ち夜景”と”人物手ブレ軽減”がある。 以下はマニュアルからの引用。

S90 ロー・ライト・モード キャンドルの明かりだけのような暗い場所での撮影にもおすすめです。
WX1 手持ち夜景 三脚なしでの夜景撮影。
手ブレ軽減 室内での人物撮影。

PowerShot S90 Cyber-shot DSC-WX1

ロー・ライト・モード


28mm 1/50 f2.0 ISO3200 WB(AUTO) 250万画素

Pモード、ISO1600で撮影した写真を1/4に縮小し、シャープネスをかけたような画像だ。 ノイズは目立たないし、眠くもないが、本の文字は潰れている。 1/50のシャッター速度で、ブレなく撮れる。 ストロボ設定は、AUTOと発光禁止が設定できるが、AUTOにした場合、どのような状況で発光するのだろう?

手持ち夜景


24mm 1/8 f2.4 ISO800 WB(AUTO)

Pモードと違い、電球色をそのまま残しているので、S90のロー・ライト・モードと同じ色合いだが、それよりは暗い。 ISO800で案外な低感度、そのためシャッター速度は1/8と低速だが、光学式補正と画像合成によるソフト補正が手ブレに効くハズ。 ストロボ設定はできない、常に発光禁止になる。

 

手ブレ軽減


24mm 1/25 f2.4 ISO3200 WB(AUTO)

最高感度のISO3200で、ノイズも目立つし、解像度も悪い。 ストロボ設定はできない。 常に発光禁止になる。 納得できない色合いだ。


シーン・モードの夜景

PowerShot S90、Cyber-shot DSC-WX1とも2種類のシーンが備わっている。 双方のマニュアルから引用。

  ナイト・スナップ/夜景&人物 夜景
S90 夜景や、夜景の中の人をきれいに撮影できます。
カメラをしっかりと構えれば、三脚がなくても手ブレを軽減して撮影できます。

夕暮れや夜景をバックにした人を撮影できます。
遅いシャッタースピードで撮影するため、人、背景ともにきれいに撮影できます。

WX1 夜景の雰囲気を損なわずに、手前の人物を際立たせた画像を撮影する。 暗い雰囲気を損なわずに、遠くの夜景を撮影する。

PowerShot S90 Cyber-shot DSC-WX1
ナイト・スナップ/夜景&人物 ストロボ切り



28mm 1/15 f2.0 ISO1600 WB(AUTO)

PモードでISO感度をAUTO(1600)で撮影した写真とほぼ同じ。

 
ナイト・スナップ/夜景&人物 ストロボ発光



28mm 1/8 f2.8 ISO80 WB(AUTO)

Pモードでストロボを発光させた場合、シャッター速度は1/60になるが、こちらは背景の夜景を写すため1/8の低速だ。 寒さで彼女が震えたら、ブレて一環の終わり。 今回のテストの中で肌色が一番綺麗に撮れそうなホワイト・バランスで、Pモードのストロボ発光より、ぬくもりを感じる。

S90のストロボは、近距離でも、発光量を適切にコントロールし好感が持てる。



24mm 1/3 f2.4 ISO160 WB(AUTO)

WX1のシーン・モード(夜景&人物)では、ストロボ設定ができない、常に発光する。 Pモードの1/30に対して1/3の低速。 S90よりはシアンが抑えられて赤みを帯びる。 ストロボ光量は強め。

お酒を飲んで顔が赤くなったのをカメラのせいに出来そう。

夜景 ストロボ切り



28mm 1 f2.0 ISO80 WB(AUTO)

Pモードで感度をISO80に設定したのと、ほぼ同じ。 シャッター速度が1秒なので、三脚必須。



24mm 1/2 f2.4 ISO160 WB(AUTO)

PモードISO160の写真と、ホワイト・バランスが大きく異なる。 シーン夜景では、電球色がそのまま残り、Pモードのように濁った感じはしない。 ストロボ設定は出来ず、常に発光しない。

ピントがずれてボケている。 お気楽が使っている範囲でのことだが、WX1のAFが合焦しない時があり、S90の方が安心して使える。

夜景 ストロボ発光



28mm 1 f2.8 ISO80 WB(AUTO)

ストロボ設定がAUTOだと発光しないので、強制発光で撮影。 WX1の”夜景&人物”と同じ色合い。

 

まとめ

  • 動きのあるキャンドル・サービスは、S90のロー・ライト・モードかPモードの高感度設定で撮影するのがよさそう。 S90、WX1のシーン”夜景”はシャッター速度が遅すぎて被写体がブレる。 WX1の手持ち夜景も速度が遅くて使えない。 ストロボを発光させると、ロウソクの灯りが消滅する。 WX1のPモードでホワイト・バランスをAUTOに設定して撮ってもロウソクの灯りは補正される。”白熱電球”にすれば、どうなるかはテストしていない。
  • クリスマス・ディナーを囲んでの記念撮影には、PowerShot S90のシーン”ナイト・スナップ”が最適。 料理が美味しそうに撮れるし、顔色が綺麗に写るので、みんなに喜ばれるハズ。 三脚は使った方がいい。 写る人に、”動かないで”とお願いするのを忘れないこと。
  • 家族と一緒に出かけて、クリスマス・イルミネーションを撮るなら、WX1の手持ち夜景が便利。 落ち着いて撮れば、手ブレが防げる。 イルミネーションの前で記念撮影するなら、イルミネーションを可能な限り後方に置いて、S90のシーン”ナイト・スナップ”か、WX1のシーン”夜景&人物”だろう。
  • 一人でイルミネーションの撮影を楽しむのなら、三脚を使ってS90のAVモードで絞りf4.0以上、ISO80、スロー・シャッター、RAW撮影しかないだろう。 イブには、PCの前に座って、DPPで現像だ。
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