お気楽バーダー2カメラ思いつくままCanon PowerShot S90 買いました
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PowerShot S90
vs
Cyber-shot DSC-WX1
ホワイト・バランスとストロボ

通常の頁より横幅が広くなっています。

 ホワイト・バランスとは、”さまざまな色温度光源のもとで、白色を正確に白く映し出すように補正する機能である”とWikipediaは説明している。

色温度

色温度と色の関係は、次の通り。

色温度 ~2000 ~3000 ~4500 ~7500 7500~
赤色~電球色 オレンジ色 黄色 白色 青白色

代表的な光源の色温度は次の通り(主にWikipediaを参照)。

光源 色温度(ケルビン)
たき火 800K
ロウソク 1900K
朝日や夕日 2000K
白熱電球 2900K
電球色蛍光灯 3000K
スタジオ撮影のライト 3200K
白色蛍光灯 4200K
昼白色蛍光灯 5000K
太陽光 5500K
ストロボ/フラッシュ 6000K
昼光色蛍光灯 6500K
曇り空 7000K

ホワイト・バランスの設定

S90、WX1のマニュアルから引用。

K S90 WX1
  オート 撮影シーンに応じて自動設定 オート 自然な色合いになるよう、ホワイトバランスを自動調整する。
5500K 太陽光 晴天の屋外 太陽光 晴天の屋外や、夕景、夜景、ネオン、花火などに合わせる。
7000K くもり 曇り空や日陰、薄暮 雲天 曇り空や日陰に合わせる。
2900K 電球 電球、電球色タイプ(3波長型)の蛍光灯 電球 白熱球や、スタジオなどのビデオライトに合わせる。
4200~5000K

蛍光灯

昼白色蛍光灯、白色蛍光灯、昼白色タイプ(3波長型)の蛍光灯 蛍光灯1
白色蛍光灯に合わせる。
蛍光灯2 昼白色蛍光灯に合わせる。
6500K 蛍光灯H 昼光色蛍光灯、昼光色タイプ(3波長型)の蛍光灯 蛍光灯3 昼光色蛍光灯に合わせる。
6000K ストロボ ストロボ使用時 フラッシュ フラッシュ光に合わせる。
  水中 水中での撮影に最適なホワイトバランスに設定されます。青みをおさえた自然な色あいで撮影できます。    
  マニュアル   ワンプッシュ  

キヤノンのDPP(Digital Photo Professional)のホワイト・バランスは、撮影時設定、オート、太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ使用、色温度、クリックホワイトバランスになる。

ストロボとフラッシュ

キヤノンはS90を含め内蔵型、外付けを問わずストロボと呼ぶが、ソニーはフラッシュで統一している。 フラッシュと聞けば、お気楽は、むかし親父が使っていたこんなのが頭に浮かんできて、古臭いと思ってしまう。 英語の表記はElectronic Flashらしい(Wikipedia)。

ストロボ/フラッシュの撮影可能距離。

  S90 WX1
望遠側 0.5~2.5m

0.5~2.0m (ISO:AUTO)
0.5~4.0m (ISO3200)

広角端 0.5~6.5m 0.2~5.0m (ISO:AUTO)
0.5~10.0m (ISO3200)
調光量補正 あり、1/3段単位、±2段 なし
ストロボ光量設定

あり、カメラ・メニュー内

なし

撮影

天井のライトは消灯。 アーム式電気スタンド2基で被写体を照らした。 

Pモードで撮影し、S90もJPG、最低ISO感度。 S90は広角端28mm、WX1は29mmで画角を揃えた。 各段の上はRGBヒストグラムだ。

2基とも 昼光色(6500K)の電球型蛍光灯
ストロボ非発光
PowerShot S90 Cyber-shot DSC-WX1
AUTO


1/60 f2.2 ISO80


1/100 f2.5 ISO160
蛍光灯H/蛍光灯3(昼光色)


1/60 f2.2 ISO80


1/100 f2.5 ISO160

S90のホワイト・バランス”蛍光灯H”では、グレーの背景部分でRGBの明るさが同値になっていて完璧だ。 AUTOも”蛍光灯H”とほとんど同じで、昼光色の蛍光灯の下で安心して使える。

WX1の”蛍光灯3”は、赤が弱い分、相対的にシアン被りになっている。 AUTOならば、この傾向は弱まるが、それでも赤が弱めだ。

ストロボ発光
PowerShot S90 Cyber-shot DSC-WX1
AUTO


1/60 f3.2 ISO80


1/100 f2.5 ISO160
蛍光灯H(昼光色)


1/60 f3.2 ISO80


ストロボ/フラッシュ


1/60 f3.2 ISO80


1/100 f2.5 ISO160

WX1でフラッシュを強制発光にすると、ホワイト・バランスの項目は、AUTOとフラッシュの2通りになり、”蛍光灯3”は選べない。

昼光色の蛍光灯(6500K)とストロボ(6000K)の色温度が近いので”AUTO”や”蛍光灯H”は”ストロボ発光せず”と同じになった。 逆にホワイト・バランスを”ストロボ/フラッシュ”にすると、赤が強くなり青が弱まる。 ”ストロボ/フラッシュ”は、他の光源とのミックスではなく、ストロボの明かりだけで撮影する場合に使うのだろう。 S90のストロボは、ややきつめの発光量。


昼光色電球型蛍光灯1基、白熱電球1基のミックス
ストロボ非発光
PowerShot S90 Cyber-shot DSC-WX1
AUTO


1/60 f2.5 ISO80


1/100 f2.5 ISO160
白熱電球


1/60 f2.2 ISO80


1/100 f2.5 ISO160
蛍光灯H/蛍光灯3(昼光色)


1/60 f2.5 ISO80


1/100 f2.5 ISO160
画像を見ても判るが、左側のスタンドを電球に換えた。 ”蛍光灯H/蛍光灯3”は白熱電球の光によって赤みがかり、”白熱電球”は昼光色の蛍光灯で青が強くなった。 AUTOはその間の色合いだ。 スタンドの明かりで直に照らしているので、完全なミックス光になっていないので、ホワイト・バランスを正確に合わせるのは不可能だろう。 
ストロボ発光
PowerShot S90 Cyber-shot DSC-WX1
AUTO


1/60 f3.5 ISO80


1/100 f2.5 ISO160
白熱電球


1/60 f2.8 ISO80
 
蛍光灯H(昼光色)


1/60 f3.5 ISO80


ストロボ/フラッシュ


1/60 f3.5 ISO80


1/100 f2.5 ISO160
ストロボの光が加わったことで、”AUTO”と”蛍光灯H”では、赤色が弱まった。 ”白熱電球”では、逆に青色が弱くなっている。 ミックス光下で電球色を取り除くために、ホワイトバランスをAUTOにしてストロボを発光させる方法もアリかも知れない。

2基とも 白熱電球
ストロボ非発光
PowerShot S90 Cyber-shot DSC-WX1
AUTO


1/60 f2.8 ISO80


1/100 f2.5 ISO160
白熱電球


1/60 f2.2 ISO80


1/125 f2.5 ISO160

”AUTO”では、S90の方が電球色を残している。 S90の”白熱電球”は、完璧に電球色を取り除いたが、コントラストは弱くなっている。 WX1は、若干電球色が残る。

ストロボ発光
PowerShot S90 Cyber-shot DSC-WX1
AUTO


1/60 f3.5 ISO80


1/125 f2.5 ISO160
白熱電球


1/60 f3.2 ISO80


ストロボ/フラッシュ


1/60 f3.5 ISO80


1/125 f2.5 ISO160

”AUTO”では、非発光と大きく変わらないが、S90の”白熱電球”は、赤が強くなった。

白熱電球とストロボでは、色温度差が大きいので、白熱電球の下でストロボ使用は避けたほうが良さそうだ。

ストロボ/フラッシュ発光量は、S90はやや強めだが、光量の調整は可能だ。 WX1では後方に置いた本に、シクラメンの影が出ないほど控え目なフラッシュの明るさだ。 以前、こちらでテストした際は、WX1の方が強かった。

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