リモコンから出ている光線のヒストグラムを見ると、WX1とS90では大きな違いはなく、写った光線の色も似ているが、石油ストーブのヒストグラムでは、S90の青色値が減少しているのに、WX1は赤外線リモコンの青色と同じ値になっている。
お気楽の無知な推論だが、S90のCCD、WX1のCMOSと違いがあるけれど、ソニー製素子は赤外線を受光しやすいのではないか、それでもS90は、他の光が混ざっていると、映像処理の過程で赤外線の影響を低く抑えるが、WX1はその処理をしていない。
赤外線は不可視なので色は存在しない。 赤外線カメラならともかく、本来見えるはずのない光線を写し込むのは間違っている。 よく出来た映像エンジンは、赤外線の影響を上手く処置しているが、これが出来ないWX1の映像処理には、大きな欠陥があると言わざる得ない。
遠赤外線ストーブの火
リモコンから出る赤外線は近赤外線と呼び、可視の赤色に近い波長らしい。 遠赤外線は、”遠”らしく、赤色より、ずっと波長が長い。 それでは、遠赤外線電気ストーブを撮影するとどう写るか?
WX1
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S90
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両機とも熱源では白色(白飛び)に近いが、反射パネルでは、S90のほとんど青色を含まないオレンジ色に対し、WX1は青色を含みマゼンタに近い色になる。
ガスコンロの火
元々青色のガスコンロの火を撮ると、
WX1
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S90
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こちらは、S90、WX1ともフツウに青い火になった。
WX1で炭火を炭火らしく撮るには
部屋のカーテンを開け、太陽光を入れて石油ストーブを撮影した。
WX1 AUTO(ホワイト・バランス)
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WX1 太陽光(ホワイト・バランス)
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赤外線以外の光が強くなれば、青色は弱くなるようだ。 それでは、フラッシュを発光されれば改善するのか?

残念ながら、フラッシュを発光しても、炭火は青色だった。
焼肉の色が茶色になってもガマンできるなら、ホワイト・バランスを”太陽光”や”くもり”にすれば多少はマシになるが、室内の炭火を正しい色合いで撮影する方法はないようだ。 |