お気楽バーダー2カメラ思いつくままCanon PowerShot S90 買いました
←前頁     次頁→

Cyber-shot DSC-WX1
ブルーな炭火
炭火が青く写る現象

通常の頁より横幅が広くなっています。

 焼肉屋に、Sony Cyber-shot DSC-WX1とCanon PowerShot S90を持って行った。 当然、焼肉を食べることが主だが、以前、価格コムの掲示板で、WX1で炭火を撮ると青くなることが話題になっていた。 ホントかどうか、それを確かめることも目的のひとつだ。

ところが、いざ、炭火の前で撮ろうとした時、S90にとんでもない問題が発生、WX1のみの撮影になった。

ホワイト・バランスを変えて炭火を撮影

店内の照明は、白熱電球と昼光色蛍光灯のミックスだったと思う。

AUTO

太陽光

白熱電球
曇り

肉の色で判断すると、最適なホワイト・バランスは”白熱電球”だが、そのホワイト・バランスでも炭火は青白く輝いている。 色温度の高い”太陽光”や”曇り”では、赤が強くなるが、青色の影響でマゼンタ色に見える。

石油ストーブで検証

翌日、他のカメラと比較した。  炭火はないので石油ストーブで代用、室内照明は消灯している。

ホワイト・バランス AUTO 太陽光 白熱電球 くもり
Cyber-shot DSC-WX1

PowerShot S90

LUMIX DMC-FX01
Nokia N82(携帯電話)
COOLPIX E950
EOS X2 RAW (DPP)

やはり、WX1の青色は突出している。 価格コム掲示板では、”WX1が赤外線を写しこんでいるから”と原因が述べられていたが、ほんとに、目に見えない赤外線がデジカメに写るのか?

赤外線を撮影

 リモコンから出る赤外線(Wikipedia)を撮影した。 すべての照明を消し、ホワイト・バランスをAUTOにして、Pモードで撮影した。
WX1 S90 FX01
N82 E950 EOS X2 RAW

FX01は、+2EVの露出補正をしても、この暗さ。 EOS X2はマニュアル露出。

FX01、N82、EOS X2は送受信部だけ光ったが、WX1、S90、E950は光線として写っている。 この光線部分を切り出し、ホワイト・バランスAUTOで撮影した石油ストーブの光と比較してみる。 切抜きのサイズが異なっているのはお気楽の手抜きだ。
  WX1 S90 E950 EOS X2
赤外線リモコン






 
石油ストーブ







リモコンから出ている光線のヒストグラムを見ると、WX1とS90では大きな違いはなく、写った光線の色も似ているが、石油ストーブのヒストグラムでは、S90の青色値が減少しているのに、WX1は赤外線リモコンの青色と同じ値になっている。

お気楽の無知な推論だが、S90のCCD、WX1のCMOSと違いがあるけれど、ソニー製素子は赤外線を受光しやすいのではないか、それでもS90は、他の光が混ざっていると、映像処理の過程で赤外線の影響を低く抑えるが、WX1はその処理をしていない。

赤外線は不可視なので色は存在しない。 赤外線カメラならともかく、本来見えるはずのない光線を写し込むのは間違っている。 よく出来た映像エンジンは、赤外線の影響を上手く処置しているが、これが出来ないWX1の映像処理には、大きな欠陥があると言わざる得ない。

遠赤外線ストーブの火

リモコンから出る赤外線は近赤外線と呼び、可視の赤色に近い波長らしい。 遠赤外線は、”遠”らしく、赤色より、ずっと波長が長い。 それでは、遠赤外線電気ストーブを撮影するとどう写るか?

WX1
S90

両機とも熱源では白色(白飛び)に近いが、反射パネルでは、S90のほとんど青色を含まないオレンジ色に対し、WX1は青色を含みマゼンタに近い色になる。

ガスコンロの火

元々青色のガスコンロの火を撮ると、

WX1
S90

こちらは、S90、WX1ともフツウに青い火になった。

WX1で炭火を炭火らしく撮るには

部屋のカーテンを開け、太陽光を入れて石油ストーブを撮影した。

WX1 AUTO(ホワイト・バランス)
WX1 太陽光(ホワイト・バランス)

赤外線以外の光が強くなれば、青色は弱くなるようだ。 それでは、フラッシュを発光されれば改善するのか?

残念ながら、フラッシュを発光しても、炭火は青色だった。

焼肉の色が茶色になってもガマンできるなら、ホワイト・バランスを”太陽光”や”くもり”にすれば多少はマシになるが、室内の炭火を正しい色合いで撮影する方法はないようだ。

←S90 vs WX1 ホワイト・バランスとストロボ 先頭行 S90 vs WX1 街撮り画質比較 Part 2→
新着情報 検索 トップ 目次 お問い合わせ

このサイトに掲載した写真およびFlickr!にリンクしている写真にはICCプロファイルを埋め込んでいます。
アップルのサファリFireFox3.5以降でご覧頂くと正確な色再現ができます。

Copyright(C) 2007-2009 Okirakubirder