ソニーの画像管理ソフト
PMB
ソニーのコンデジに付いてくる画像ソフトは、PMB(Picture Motion Browser)。 Cyber-shot DSC-WX1にも同梱されていた。 WX1で撮影した料理の写真を編集・調整するのに、PMBの使用が本筋だが、キヤノンのDPP(Digital Photo Professional)とグーグルのPicasaを使った。
PMBは、Windowsエクスプローラ風にフォルダ内の画像を表示するCanon DPPやNikon ViewNXと違って、画像を書き込んだフォルダーを指定しないと表示できない。 Adobe LightroomやGoogle Picasaと同じタイプだ。
一見で古臭さを感じる画面デザインで、これ、ホンマにソニー製? と疑いたくなる。 使い心地もよくない。 サムネイル表示と編集画面を別ソフトで制御している? と思わせる連携のなさ。 Google Picasaと比べると、数世代遅れている。
ソニーは、心底、このソフトをユーザに使ってもらいたいと思っているのだろうか?
PMBが写真編集に使えない理由
① オリジナル画像が消滅する、編集・調整の記録が残らない
トリミング(切り抜き)を例に、説明すれば、

DPPやPicasaは切り抜き情報だけをディスクに記録し、画像はオリジナルの状態を保っている。 だから、何度でもやり直しが効くし、後になって、どこを切り抜いたのかの確認もできる。 PMBは、画像を切り抜いた後、サムネイルに戻ったり、次の画像に移動する前に、保存方法を聞いてくる。 上書きを選ぶと、オリジナル画像は消滅し、切り抜き画像に置き換わる。 別名で保存すれば、オリジナル画像は残るが、どこをどのように切り抜いたかの情報は残らない。 トリミングだけじゃなく、明るさやトーン・カーブ補正も同様だ。
”オリジナル画像には手を加えない、編集・調整の記録は残す”のが最新ソフトの考え方、PMBのような古い仕様のソフトが、いまだ存在しているのには驚いた。
② リズミカルな編集・調整作業ができない

PMBの編集作業は、編集アイコンのクリックから始める。 クリックするとサブ・メニューが出るので、編集内容を選ぶ。 上に掲載した画面を見ると、全ての編集ダイアログが一度に表示できると思われるが、そうじゃない、一度にひとつの作業用ダイアログしか開けないので、現在表示しているダイアログを閉じないと、別の作業に移れない。 さらに、困った事に、
① トーン・カーブ編集で、

② 明るくするために、トーンカーブを持ち上げた。

③ <OK>をクリックしてダイアログを閉じる。
④ 再度、トーン・カーブ編集をおこなうと、

画像は明るく補正されたままなのに、トーン・カーブはリセットされている。
他にも、編集・調整画面でEXIFの情報が見れないとか、色々あるが、とにかく、使う気を起こさせないソフトだ。
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