お気楽バーダー2カメラ思いつくままPTGuiでパノラマ写真を作る
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PowerShot S90
広角レンズでも撮れない
ウルトラ・ワイドな写真を作る

2010/01/24

 サイカチ沼でのPowerShot S90パノラマが、案外上手く行った。 少し自信がついたので、松島の紅葉を撮りに出かけた。

松島扇谷

言わずと知れた松島紅葉の名所だ。


28mm Av f5.6 1/60 AEB-2/3EV ISO80 wb:AUTO
DPP:wb(日陰) ps(紅葉) shd(1) shp(7)

国道45号から脇道に入ると、


28mm Av f8.0 1/50 AEB-2/3EV ISO80 wb:AUTO
DPP:ps(紅葉) shp(8)

目にも鮮やかな紅葉が迫って来た。 スカイ・ブルーの背景も素晴らしい。


50mm Av f8.0 1/80 AEB-2/3EV ISO80 wb:AUTO
DPP:wb(太陽光) ps(紅葉) shp(8)

ひと通り、広角28㎜で撮影した後、


28mm スティッチ・アシスト f2.2 1/500 ISO80 wb:AUTO

山頂に登る石畳の階段を少し上がった所から、三脚を使わず手持ちで撮影。 この写真は、スティッチ・アシスト・モードの一枚目。 一枚目の露出が全ての写真に適用されるので、どこから始めるかが重要になる。 6枚撮影し、最初の4枚をPTGuiでスティッチ(stitch)した。


サイズ:10.3MB

焦点距離28㎜レンズで撮った写真の水平画角は約65°、完成したパノラマは、両サイドをトリミングしたので104°になり、焦点距離13㎜のレンズに相当する。

見事に合成したかのように見えるが、PTGuiの最適化(optimizer)を実行すると、

評価は上から4番、下から2番目の”悪くはないよ(not bad)”でイマイチ。 どこが悪いのか?

各写真がバラバラに傾いていたので、Sticth直後の画像は波打っている。 また、ノーダル・ポイントを外してパーンしたようで、 

一枚目と二枚目に写っている至近の枝の繋がりがおかしくなっている。

次に、明るく開けた場所で撮影。 風景に高さがあるので、ポートレート(縦置き)にする。 この持ち方ではスティッチ・アシスト・モードは使えないので、シーン・モードの新緑/紅葉で4枚撮影。


サイズ:19.1MB

広角28㎜ポートレートの水平画角は46°、パノラマの画角は142°。 PTGui最適化の結果は、

2段階アップして”よいです(good)”。 縦置きだと、一枚の幅が短くなり、それだけ傾きの影響も減少するので評価が上がったのだろう。

松島観瀾亭

お次は、松島観光桟橋横の観瀾亭。


28mm Av f7.1 1/60 AEB-2/3EV ISO125 wb:AUTO
DPP:ps(紅葉) cont(-1) hi(-1) shp(8)

国道45号に面した入口周辺の紅葉は見事だった。


28mm Av f4.5 1/160 AEB-2/3EV ISO80 wb:AUTO
DPP:ps(紅葉) shp(8)

が、中に進むに従って、紅葉は少なくなり、松島湾が一望できる庭には、紅葉はなかった。

撮影ポイントを間違ったのかも知れない。 目前に松の枝が広がっている。


28mm スティッチ・アシスト f5.0 1/500 ISO80 wb:AUTO

スティッチ・アシスト・モードで撮影。 これが一枚目。 


サイズ:7.51MB

4枚撮影し、PTGuiでパノラマに合成。 最適化の評価は、

”This is good”だけど、至近の松の枝が、

ピクセル等倍切抜き

一枚目と二枚目の境でおかしくなっている。

PTGuiでは、パノラマを構成している写真をレイヤーに置いたPSDファイルを書き出せる。 もちろん、お気楽の古いPhotoshop6でも読み取れる。

一番下のレイヤーがパノラマに合成された画像、その上に各写真がレイヤー・マスクをともなって配置されている。

この場合は、Image 1のマスクを白ブラシでペイントして修正した。

ピクセル等倍切抜き

完璧を目指したら、かなりの労力と時間を要するが、それなりに妥協すれば、あっという間に完了。

こちらが、


サイズ:7.51MB

完成したパノラマの水平画角は130°。

ここに掲載したパノラマは、すべて手持ちで撮影した写真だ。 三脚を使わないと、各写真の微妙な傾きやノーダル・ポイントから外れた回転により、合成が上手く行かないことがある。 特に至近の被写体が2枚以上の写真にまたがって写っている場合は要注意だ。

霞目飛行場

フツウにパノラマを撮るなら、手持ちで充分かもしれない。 多少、合成不良があっても、PSDファイル経由でPhotoshopに渡し修正できる。 しかし、完璧に合成したいなら、話は変ってくる。

PTGuiのパノラマ合成に慣れてきたので、超高解像度パノラマに挑戦した。 ずっと昔にCOOLPIX 950で360°パノラマを作るために買ったが、合成ソフトの操作にてこずって、遭えなく撃沈して以降、部屋の片隅で、ほこりにまみれていたパノラマ台座を引っ張り出した。

レンズの中心が台座の回転軸の真中に来るよう、S90の底面に下駄を履かせ、かなりいい加減だが、ノーダル・ポイントも測定した。

ポートレート(縦置き)で撮るわけだから、スティッチ・アシスト・モードは利用できない、 ならば、思い切ってRAW撮影だ。


105mm M f7.1 1/320 ISO80 wb:AUTO
DPP:shp(8) Lenz(周辺光量,歪曲)

 撮影モードはM(マニュアル)で、露出は中央の滑走路に合わせた。

広角28㎜だと、お決まりのパノラマになるので、望遠端105㎜で撮った。 合計18枚をPTGuiで合成。


サイズ:18MB

PTGui最適化の評価も、

悪いはずがない。

小さすぎて判り難いが、トリミング前の画像で見ても、ほぼ水平に回転していて、波うちはない。

問題なのは、大きすぎる事だ。 詳しくは、お気楽バーダーの落書き帳をご覧ください。

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