お気楽バーダー2カメラ思いつくままPTGuiでパノラマ写真を作る
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COOLPIX 5000 (E5000)
1枚の写真からパノラマを作る

2010/02/14

 ソニーが発表したbloggieに触発され、Nikon FC-E8フィッシュアイ・コンバータで撮った一枚の写真から360度パノラマが作れるのじゃないかと考えた。 もちろん、静止画に限るけど。

FC-E8を真上に向ければ、水平方向に360度撮れるのは間違いないが、問題は垂直方向だ。 FC-E8は焦点距離8㎜、画角180度がスペック上の数値。 この通りなら、レンズ面を赤道に例えると、北半球は撮れる。 問題は南半球だ。 色々調べると、嬉しい事に、実際の画角は180度を超えるらしい。 ひょっとしたらバリ島(南緯8°)あたりまで入るかも。

百聞は一見にしかず、調べてみた。

手前右側に写っているのが、FC-E8。 奥に立てた定規のゴムバンドがレンズ面の位置を表す。 この状態でFC-E8を付けたE5000のシャッターを押すと、

この写真が撮れた、定規のゴムバンドが下端に写れば、180度の画角だけど、かなり上に写っている。 実際の画角は190度前後か。

駅前でテスト撮り

早速、三脚を担いで駅前に出かけテストした。 既に、詳細についてはブログに掲載したが、

撮影場所が悪かった。 駅前広場だから、周囲の建物まで距離がある。 フィッシュアイは超超広角レンズなので少し離れた被写体は想定以上に小さく写り、空ばかりのパノラマになる。 やはりパノラマにして面白いのは、屋根のある室内だ。

それに、たった一枚撮るのに三脚は必要か?

E5000,FC-E8 安定設置

E5000は可動式モニタなので、カメラを上に向けて置いても、モニタを見ることができる。 ただし、少しでも傾くと、垂直方向の画角は180度より狭くなる。 三脚を使わないで、傾けず安定して撮れる方法はないものか?

で、ひらめいたのが豆袋(ビーンズ・バッグ)。 これなら、設置面がデコボコしていても、真上にカメラを向けて安定できる。 その上、大きさ・重さも、持ち運びの重荷にならない。

パノラマ撮影に適した場所

豆袋を使うアイデアで撮影機材は決まった。 次は、撮影場所の選定だ。 室内で、周囲の人の迷惑にならず、通行人が写らず、しかも被写体として、面白い所。 しばらく考えたけれど、アソコしか思い浮かばなかった。

仙台農業園芸センター温室

施設内は、三脚・一脚禁止だけど、豆袋を使っても文句は言われまい。

都合がいいことに、あちこちにベンチがある。 早速、その上に豆袋を置いて、カメラを乗せてみた。 かなりいい感じだ。


M f7.1 1/125 ISO100 wb(AUTO)

で、撮れたのは、青空いっぱいの大屋根の写真。 この一枚からPTGuiで垂直180度の正距円筒図(equirectangular)もどきを作った。

屋根を支える鉄骨が目立ち過ぎるが、これはこれで面白い。

この画像を、円筒投影(Cylinder)フォーマットとして、 Pano2VRに読み取らせ、 ”no 3D distortion”(3D歪曲補正なし)で、QuickTimeVRを作成した。

右画像のQマークをクリックすると、QuickTime Playerが起動しパノラマを表示する。

ご覧になれば判るのだが、正距円筒図が横方向にスクロールするだけのパノラマだ。 


QマークをクリックするとQuickTimeが起動

菜の花畑

菜の花畑の縁石に豆袋を置いて撮影。


M f7.1 1/60 ISO100 wb(AUTO)

低い位置から撮ったので、

ジャックと豆の木状態の菜の花になった。

撮影に当って、一番難しいのは、おのれの身の隠し方。 この撮影では、地面にカメラを置いたので、透明人間でない限り、自分の姿が写る。 苦肉の策で、タイマーをセットし、シャッターを押すと、写らない場所に一目散に駆け出す。 この方法、ちょっと間違うと、爆弾を置いて逃げるテロリストに間違われそう。

右画像のQマークをクリックすると、QuickTime Playerが起動しパノラマを表示する。


QマークをクリックするとQuickTimeが起動

蘭ディスプレイの手すりに、豆袋を置いて撮影。


M f4.4 1/60 ISO100 wb(AUTO)

E5000は、FC-E8を純正アクセサリとしてリストしているので、その撮影メニュで装着の宣言ができる。 フィッシュアイ・コンバータ1を選ぶと、焦点距離は7.7㎜(30㎜)にセットされる。 広角端が7.1㎜なので、やや望遠寄りだ。 この状態で撮影すると、フレームに対して余裕のある円周で撮れる。 もう少し望遠寄りにズームしても行けそうな気がするのだが。

なにせ、数世代前のE5000、日が当たる場所は,盛大に白飛びする。

お気楽は写るのが嫌で逃げたが、豆袋の周りを囲んで、多勢で記念撮影するのも、面白いかも。

右画像のQマークをクリックすると、QuickTime Playerが起動しパノラマを表示する。


QマークをクリックするとQuickTimeが起動

トロピカル・ガーデン


M f4.4 1/125 ISO100 wb(AUTO)

パノラマを作成した写真は、すべてMモードで撮影した。

Pano2VRでFlash形式のパノラマも作れるが、”no 3D distortion”を指定すると、360度を超えて回転できず、360度地点折り返しになった。

右画像のQマークをクリックすると、QuickTime Playerが起動しパノラマを表示する。


QマークをクリックするとQuickTimeが起動

魚眼撮影

キヤノンの2010年春モデル、PowerShot SX210 ISには、魚眼風シーンモードがついた。 オリンパス・デジカメのフィッシュアイ・マジックフィルターも同様な機能だ。

こちらは、正真正銘、魚眼レンズで、”風”ではない。 間抜けな写真にならない様、被写体に可能な限り接近して撮影した。


P f2.8 1/15.8 ISO100 wb(AUTO)


P f5 1/24.3 ISO100 wb(AUTO)


P f3.5 1/88 ISO100 wb(AUTO)


P f4.4 1/103.4 ISO100 wb(AUTO)


P f3.1 1/65.3 ISO100 wb(AUTO)


P f8 1/15.2 ISO100 wb(AUTO)

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