お気楽バーダー2(カメラ思いつくまま)    このページに含まれる画像をクリックすると、ピクセル等倍画像がFlickrから表示します。 (Nikon D40は こちら 、Nikon D300は こちら です。)

機種別、ISO感度別
画像比較
EOS-1D markII、EOS-40D、OLYMPUS E-510、Nikon D40、Nikon D300

 下表の1行目(背景が黄色の行)、機種名に続く( )内の符号をクリックすると該当のISO感度別画像を表示します。 以下は符号の説明です。
Lr RawをAdobe Lightroomで現像。 プリセットは一般-ゼロ設定。暗めに現像されます。
DppZ RawをCanon DPPで現像。 ピクチャースタイルはスタンダード。その他はデフォルト(初期値)。
Dpp RawをCanon DPPで現像。 シャープネスを3。 その他は上記と同様。
DppNc RawをCanon DPPで現像。 色ノイズ低減を弱。 輝度ノイズ低減を弱。 シャープネスを3。 その他は上記と同様
OM2 RawをOlympus Master2で現像。 設定はデフォルト(初期値)。
OM2Nc RawをOlympus Master2で現像。 ノイズフィルターをオン。 設定はデフォルト(初期値)。
NxZ RawをNikon Capture NXで現像。設定はデフォルト(初期値)。
Nx RawをNikon Capture NXで現像。 アンシャープは、適用量=33%,半径=8%,しきい値=20。 その他はデフォルト(初期値)。
NxNc RawをNikon Capture NXで現像。 アンシャープは、適用量=33%,半径=8%,しきい値=20。 ノイズリダクションは、適用量=33%,シャープネス=3。 ピクチャーコントロールは、スタンダード,自動コントラスト。 その他はデフォルト(初期値)。
Jpg Jpgフォーマットで撮影。
JpgNc Jpgフォーマットで撮影。 ノイズ低減をオン。
EOS-40D:高感度撮影時のノイズ低減=する。
E-510:ノイズフィルター=標準。
D40:高感度時ノイズ低減=する
D300:高感度ノイズ低減=Low

画像をクリックすると、オリジナルサイズの画像を表示します。

写真のセンター部分を切り抜き2倍に拡大した画像で、上から順に、ISO100,200,400,800,1600,3200になります。 各感度画像の上半分はISO100の画像になっていますが、その部分をクリックしてもISO100のオリジナル画像は表示されません。 ISO100のオリジナル画像を参照するには、一番上のISO100単独の画像をクリックしてください。

EOS-1D markII( Lr , DppZ , Dpp , DppNc , Jpg)
EOS-40D( Lr , DppZ , Dpp , DppNc , Jpg , JpgNc )
E-510( Lr , OM2 , OM2Nc , Jpg , JpgNc )
D40( Lr , NxZ , Nx , NxNc , Jpg , JpgNc )
D300( Lr , NxZ , Nx , NxNc , Jpg , JpgNc )
EOS-1D markII( Lr , DppZ , Dpp , DppNc , Jpg )
EOS-40D( Lr , DppZ , Dpp , DppNc , Jpg , JpgNc )
E-510( Lr , OM2 , OM2Nc , Jpg , JpgNc )
D40( Lr , NxZ , Nx , NxNc , Jpg , JpgNc )
D300( Lr , NxZ , Nx , NxNc , Jpg , JpgNc )

カメラ設定

装着レンズ

EOS-1D markII EF24-105mm F4L is
EOS-40D EF24-105mm F4L is
E-510 Zuiko Digital ED 50mm F2.0 Macro
Nikon D40 Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
Nikon D300 Ai AF Nikkor 50mm F1.4D

カメラ設定

EOS-1D markII 現像パラメーター:標準
EOS-40D ピクチャースタイル:スタンダード
E-510 仕上がり:NATURAL  彩度:0 コントラスト:0 階調:標準
Nikon D40 赤強調:ソフトに 階調補正:オート 色合い調整:0 輪郭強調:オート
Nikon D300 ピクチャーコントロール:スタンダード

撮影データ

焦点距離 50mm
測光 評価測光
フォーカス センター
絞り f5.6
手振れ補正 オフ
露出補正 +2/3 (Nikon D300は+1/3)
色空間 Adobe RGB

(注) Nikon D40はMF(フォーカスエイド)

シャッター速度

ISO 100 200 400 800 1600 3200
EOS-1D markII 1/25 1/50 1/80 1/160 1/320 1/640
EOS-40D 1/15 1/30 1/60 1/125 1/250 1/500
E-510 1/20 1/30 1/60 1/125 1/250  
Nikon D40   1/15 1/30 1/60 1/125 1/250
Nikon D300 1/13 1/25 1/50 1/100 1/200 1/400

画角


EOS-1D markII 65mm

EOS-40D 80mm

E-510 100mm

Nikon D40 75mm(*)

Nikon D300 75mm(*)
 
(*)撮影日時が異なり、他とは被写体までの距離が違います。

私見

以下はあくまでもバーダーの私見(たわ言)です。

EOS-1D markII

Lightroom(Lr)の出力画像を見れば分かるのですが、王者の風格です。 ISO感度を上げると確かにノイズは増加しますが、画像のコントラストやシャープ感は変わりません。 カメラ出力のJpgフォーマット(Jpg)は高感度でも妙な細工が施されておらず、Raw出力と同等です。 高感度においてもシャキッとした画質を落とすことなくPCで調整がきく画像になっています。

EOS-40D

重さとバッテリーの扱い難さで、EOS-1D markIIのリプレース用に購入したのですが、すんなりEOS-40Dに移行できるか?

Lightroom(Lr)の出力画像で比較すると、すべての感度において解像度やシャープ感はEOS-1D markIIと差がないと思います。 ただ、ISO800、ISO1600ではノイズが多いように見えます。 ISO3200は通常使用は控えた方が賢明かも。
ピクチャースタイルをスタンダードにしてJpgフォーマットで出力(Jpg)すれば、シャープネスは3になります。 Rawフォーマットで出力しDPPのシャープネスを3にして現像した画像(Dpp)と比べてみると、カメラ設定の高感度時ノイズ低減を”しない”にしているにもかかわらず、Jpg出力ではノイズ低減処理されているようです。  そのため、ISO800からエッジ溶解(シャープ感の喪失)が始まっています。 このノイズ低減処理は低感度時でも諸情報を読み取り最適化されているようで、ぜひともこの仕組みをDppにも導入していただきたいと希望します。 カメラ側で高感度時のノイズ低減を”する”(JpgNc)にしても、輝度のある部分ではその効果は微妙ですが、画像をクリックしてピクセル等倍を表示し、左下(飛び込んだカワセミが魚をくわえている)部分を見れば、色ノイズが除去されているのがわかります。

野鳥撮影は光が当たらない環境で行うことが多々あります。このような場面では、ISO感度を上げざる得ないのですが、Rawで撮影し家に帰ってPCでノイズ除去に四苦八苦するより、最初からJpgフォーマットで撮影したほうが、このカメラではベターな方法かも知れません。 ISO3200で撮らざる得ない時は、迷わずJpgフォーマットで出力しようと考えています。 EOS-1D markIIよりCMOSのサイズが小型化され、しかも画素数が800万から1000万に増えている割には、高感度でもがんばっています。 これなら、鳥を撮る目的に限っては、EOS-1D markIIをバイバイしても後悔しないのではないでしょうか?

E-510

Lightroom(Lr)の画像で判断すると、以前の蒸し返しになりますが、感度アップにするにつれ、ノイズの増加はともかく、コントラストが低下した眠たくぼやけた画像になるようです。 やはり、小さいCMOSの高画素数化の悪影響なのでしょうか? Olympus Master2(OM2)のシャープネスは0にしているのですが、現像された画像は、シャープネスが 0 のCanon Dpp(DppZ)やシャープネスが3のDpp(Dpp)以上にシャープネスがかけられているように見えます。 コントラストも高められ、高輝度の部分は色を失って(白飛び)います。 Lightroom(Lr)の画像をシャープネス 0 と考えれば、OM2のシャープネス -2 がシャープネス 0 に相当するのでしょう。 -2が0なんだ と言うのはちょっと理解に苦しみます。 Olympus Master2でノイズフィルターをオン(OM2Nc)にすると、ノイズが除去されたと言うよりはノイズを隠すために画像にニスを塗りたくったような眠たいピンボケ画像になってしまいます。 カメラ設定でノイズフィルターを標準にして出力したJpgフォーマット(JpgNc)では、ISO100でさえ、陶器製のふくろうがスポンジ製のふくろうに化けています。

Nikon D40

他のカメラでは、すべてAFでテスト撮りしましたが、D40とNikkor 50mm 1.4Dの組み合わせではAFが効きません。 ピント合わせが心配でしたが、開放絞り(f1.4)にし、フォーカスエイドで合わせました。 結果はビックリ、他の機種よりジャスピンだわ! 以前に撮影した3機種とも似たり寄ったりだったので、ピントはこんな物かと思っていましたが、今回D40の画像を見て、ジャスピンの程度が違うと認識した次第です。 レンズが良いのか、フォーカスエイドが優れものなのか、あるいは600万画素の効用なのか、いずれにしてもD40は正確なピントを提供してくれそうです。

記憶に頼ったセッティングのため、前回の撮影状況とは異なっています。 被写体までの距離が長くなったので、画角の比較は不適当ですし、補助灯(電気スタンド)を遠めに置いてしまったため、シャッター速度は1段ほど遅くなりました。 D40の感度はISO200が最低なので、ISO100の画像はありません。

さて、Lightroomで現像した画像を見て、”お~っ 素晴らしい!”。 さすがISO3200は厳しいですが、それを除くと1D markIIを超えているのでは と思えます。 ISO1600とISO200の画像を見比べると、ノイズの多少はありますが、コントラストやくっきり感に違いがないように見えます。 

RawをCaptureNX1.3(NxZ:設定は既定値)で現像した画像とJpg(Jpg:カメラ設定は既定値)画像を比較すると、前者の方がややシャープですが、それ以外、色合い、明るさなどは同等です。

アドビに見捨てられた(バージョンアップの特典を剥奪された)Photoshop6をいまだに使っていますが、CaptureNXは、これとよく似たアンシャープ設定方法で、適用量、半径、しきい値の3つのパラメータを指定します。 細かく指定できる反面、最適な値を見つけるのが難しい。 テスト画像(Nx)においても、ピクセル等倍で見ると、エッジが効きすぎてギラギラしています。

NxNcでは、弱めにノイズリダクションをかけていますが、それでも、画像の繊細な部分が削り取られ、右側チョコレート部分の白っぽい汚れが消去されています。 ISO1600、3200以外では必要ないのでは? また、NxNcではピクチャーコントロールのスタンダードを適用した結果、やや露出オーバー気味になりました。

Jpgで撮影してカメラ設定の ISO高感度時ノイズ低減 を有効にする(JpgNc)と、ISO1600、3200のみノイズリダクションが働きます。 Rawで撮影しCaptureNXで下手にノイズリダクションを施すのであれば、高感度時ノイズ低減を有効にし、Jpgで撮影した方が良いのではと考えています。

Nikon D300

テスト撮影の背景として使用していた鳥図鑑のカワセミ頁が前回撮影終了後に、不注意から破損させてしまったので、ハチドリの頁に替わりました。

D300が明るく撮れるのか、あるいは照明の加減なのか、今まで通り+2/3補正だと露出オーバーになるので、+1/3にしました。

D300のJpeg/Fineで撮影した画像が、Flickrのアップロード許容値(5.0MB)を超えるので、Lightroomで再圧縮(75%)しました。

Nikon D40のテスト画像と比べると、ピンボケ気味です。 被写体のAFエリアに写る部分にデコボコがあり、画素数が600万から1200万に倍増したので、よりシビアなピント合わせが要求されるようです。 ライブビューを使ったMFで撮り直そうかと考えたのですが、他機種はAFで撮影し、D300だけがMFは公平でないと思いやめました。

Lightroom(Lr)で現像した画像を見ると、ISO1600までは、ISO100の画像よりノイズは増えていますが、それほど高感度化によるロスがないように見えます。 さすがに ISO3200ではがっくりきます。 独断偏見で、ISO1600における、センター部分に限った描写に順位を付けると、

Nikon D40 > Canon EOS-1DmarkII > Nikon D300 > Canon EOS 40D > E-510

あくまでも、Lightroomもゼロ設定プリセットで現像した画像で判断した順位ですし、私見です。

CaptureNxですが、使い難いです。 なんだか、開発者の自己満足ソフトみたいで、親切心が欠如したソフトです。 確かに機能は満載ですが、処理スピードが遅い上に、ユーザインタフェースも最悪で、例えば、Jpegに出力するダイアログで、書き込みフォルダーや名前付け規則など一切を記憶しない健忘症で、今時こんなソフトが売られているのかと感心しました。 D300の販売開始に合わせるため時間がなかったのか、充分な検証も行われていないようで、例えば、撮影情報から”高感度時のノイズ低減”抜けていたりします。 D3,D300への無料添付サービスが終了したら、ニコンは、再び、有償にするつもりなのでしょうか? 本来、カメラメーカーが提供するRaw現像ソフトは、カメラ機能の一部として無料添付が当然だと思っています。 この点、キヤノンを見習って欲しい。

RawをCaptureNXで現像(NxZ:アンシャープ/ノイズ低減いずれもなし)した画像を、Jpg(Jpg)で出力した画像と比べると少明るくなるようです。

当然の結果かも知れませんが、CaptureNXでノイズ低減をしないで、アンシャープだけかける(Nx)とISO1600以上の感度では、失望のため息が出ますので、避けるべきかも。

CaptureNXのノイズ低減には、適用量とシャープネスのふたつのパラメータがあります。 シャープネスは、ノイズ低減後のアンシャープの設定量だと思い、NxNcでは3にしました。 その結果、画像は見るも無残な溶解画像になりました。 どうやら、このパラメータは最大値(10)にすると、画像が持っているシャープさを維持するため、ほとんどノイズ低減は行わず、パラメータ値を小さくするに従って、元画像ののシャープさを失う代わりにノイズ低減を強める仕様のようです。

カメラ側のノイズ低減は、ISO800以上で有効になります。 JpgNcではノイズ低減をLow(弱)にしているためか、明るい部分では、ノイズ低減しない画像(Jpg)と差がないように見えますが、クリックして表示させたオリジナル画像の背景の暗い色の部分で比べると、色ノイズの減少を確認することが出来ます。

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