お気楽バーダー2->ニコン D300で高速連写! 新春浜離宮庭園 諏訪流放鷹術の実演目次 このページに含まれる一部の画像をクリックすると、ピクセル等倍画像がFlickrから表示します。
水平に保った拳の上に、鷹を安定して止まらせておく。 これがすべての基本です。 (会場配布パンフレットより抜粋) 午前の部が始まる1時間以上前に会場に到着しました。 席も確保できたし、開始までの時間をどう潰そうかと考えていましたが、その心配は無用でした。 午前10時20分、実演に先立って、ハヤブサが鷹匠に据えられて登場しました。 体の斑の形状から判断すれば、オスだと思います。
午前の部に予定されているスペシャルイベント準備のために、早めの登場です。 この詳細は、<5. 振り鳩> をご覧ください。 鷹などの猛禽類は、人の目を恐れますので、余計なストレスをかけないように目隠しをつけています。
開始30分前には、会場の雰囲気に慣れさせ落ち着かせるために、鷹匠に据えられた鷹が登場します。 観客へのお披露目も兼ねているのでしょう、円を描いてゆっくりと歩いています。
こちらのオオタカ(大きさからオス)です。 鷹匠が歩み始めると、自然にこのポーズを取りました、兜の如くです。 ここまでになるのは、たいへんな訓練を要したことでしょう。
江戸時代、このポーズで鷹が参上すれば、お殿様は鼻高々だったのでは。
鷹匠と鷹は、この瞬間に一体化し、これから始まる狩に備え、阿吽(あうん)の呼吸を整えているのでしょう。 われらカメラ・オヤジもこれに習い、息を整え、”キヤノンのAFは早そうだけど、ニコンを選んだのは間違ってなかった?”などの邪念を振り払い、フレームのセンターで鷹の雄姿を捕捉する事だけをイメージするべきなのでしょうが、未熟者のバーダーは、この場に及んでも、シャッタースピードはどう? AFセッティングはどう? なんてオタオタしていました。 トビを見慣れた目には、オオタカ・ハヤブサの小ささに驚いてしまいます。
このオオタカは、鷹匠の拳に静かに止まっていました。 オオタカの体重は約800g(オス)、Nikon D300とほぼ同じ重さです。 硬そうなエガケ(手袋)をはめた手を水平に保ち、鷹を安定して止まらせるためには、かなりの体力がないと出来そうにありません。
元来、猛禽類は用心深く人を恐れます。 多勢の観客がいるこの環境に慣れさせるために、それなりの時間を要するのか、鷹匠はゆっくりと周回を重ねていきます。 なかには、じっと止まっているのに我慢できなくなるものも、
こちらのオオタカは、かなりの元気者です。
挙句の果てに、
でも、このオオタカ君の方が写真の撮りがいがありました。
続いて、オオタカの若鳥です。 無難に据えをこなしていたので、いずれは品位を備えた、先頭に掲載したオオタカのようになるのでは。 まぁ~若気のいたりで、晴れ舞台での糞も許されると思います。
放鷹術もグローバル化が進んでいるようで、外国種も参加していました。
南北アメリカ大陸に生息するモモアカノスリ (Harris's Hawk)は、ハヤブサ、オオタカとは異なり地上の小動物を捕食します。 また、数羽で役割分担して獲物を捕る技を有し、この点においても他の猛禽類とは異質です。 人間をあまり恐れないので、その性格を生かした実演を見せてくれました。 なお、シンガポール、ジュロンバードパークのFuji Hawk Showにも出ていましたが、そちらのページではイヌワシと記述していますが、モモアカノスリの誤りですね、すいません。
ワシミミズク(Eagle owl)です。 主に、ユーラシア大陸・北アフリカに生息しますが、1994年に北海道北部で営巣がみつかったそうで、現在でも生息しているのか知りたいですね。 ユーモラスな顔付に似合わず、獰猛な性格で小中哺乳類を捕食しますが、時にはハヤブサやノスリを襲うこともあるそうです。 今回登場したワシミミズクは、若鳥と説明されましたが、成鳥になると体重は2~4Kgになり、据えは難しくなるのではと余計な心配をしてしまいます。
鷹匠が一列に整列され、いよいよ実演が始まります。 実演の様子は、次ページ以降に記載しています。
一通りの実演が終わると、鷹匠が鷹を据えて、観客席に来てくれます。 オオタカのアップを撮影する絶好の機会です。
Nikon D40でも撮影しました。
鷹匠の皆様は、快く記念撮影に応じたり、観客からの質問に答えられていました。 いまになって、あれもこれも訊ねておけばよかったのに、と後悔しています。
鷹匠衣裳会場で配布されたパンフレットに寄れば、鷹匠は昭和初期の衣装を正装として採用しているそうです。 以下は、そのパンフレットからの転載です。 下の写真に書かれた番号をクリックすると、該当する説明と、拡大した画像を表示します。
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