お気楽バーダー2->ニコン D300で高速連写! 新春浜離宮庭園 諏訪流放鷹術の実演目次  このページに含まれる一部の画像をクリックすると、ピクセル等倍画像がFlickrから表示します。

ニコン D300で高速連写!
諏訪流放鷹術

渡り(わたり)

樹上にいる鷹を拳に呼び戻します。

(会場配布パンフレットより抜粋)

 ”渡り”は、”振り替え”と違い、飛び先は鷹匠でなく、木立の枝です。 鷹はそこでUターンをし、鷹匠の拳に戻ってきます。 一見簡単そうですが、振り替えでは、飛んでいく先は鷹匠で、手に肉片が握られています。 鷹にとっては、目標がはっきりしているし、そこに行けば獲物にありつけるので、迷いがありません。 渡りでは、どこへ飛ぶかは、鷹自らの判断に任せられますし、そこに着いても獲物が待っているわけではありません。 更に、そこから元の鷹匠の拳に戻るという決断もしなければなりません。 十分に振り替えの訓練をおこなった鷹のみが演じられる技だと思いました。

午前の部で最初に渡りを見せてくれたのは、モモアカノスリでした。



Nikon D300 AF-S Nikkor VR ED 70-200mm F2.8G + TC-17EII 340mm f7.1 1/1000 ISO400

何度か無難に渡りをこなしていましたが、そのうち何を思ったのか、


Nikon D300 AF-S Nikkor VR ED 70-200mm F2.8G + TC-17EII 340mm f7.1 1/1600 ISO400

鷹匠の頭上を越え、会場外に飛んで行きました。 その後、仲間が据え替えの演技をしている際、助っ人として戻ってきましたが、再び逃走。 でも、すべての実演が終わり、閉演の挨拶時には、鷹匠に据えられて出てきました。

続いて、オオタカの渡りです。 鷹匠は、オオタカを投げ出すようにして飛び立たせます。 鷹匠の拳から飛び出したオオタカは大きく羽ばたいて上昇していきます。

左右に置かれた縦長のバーをクリックすると、順送り・逆送りができます。

AFエリアモードはダイナミックAF、AF-C ダイナミック51点の設定です。 バーダーの腕前を検証してみます。

1

11:36:53.9

拳に止まっていたオオタカにAF枠を合わせ、シャッター半押しで、渡りが始まるのを待っていました。

鷹匠が動き始めたので、シャッターを押しましたが、既に鷹匠の腕は後下に動いています。

ピントは鷹匠の頭。

ここで、カメラを下に動かして、オオタカの姿を追尾できなかったのが敗因です。

2

11:36:54.0

AF枠は、なぜか、鷹匠の耳を捕捉しています。

オオタカの動きに合わせてカメラを下方向にティルトし始めましたが、移動量少なすぎ。 おまけに、オオタカは左方向に移動。

3

11:36:54.2

測光モードは、スポット測光にするつもりが、間違って中央部重点測光になっていました。 上の2枚ではセンター付近に木の枝がかぶさっていたのに、カメラを下方向に振ったために背景の黒い部分が中心にきました。 そのため、シャッター速度は一段分遅くなり、露出オーバー。

オオタカは、既に、上に向かっているのに、カメラは、まだ下方向に移動中。

4

11:36:54.3

カメラの下方向の動きが、ようやく止まりましたが、オオタカは、既に飛び始めています。

1枚目を撮影する直前に、ここまでカメラを振ることができていれば、ジャスピンだったのに。

AF枠は元に位置に戻っています。

5

11:3654.4

ピントは鷹匠に合っていますが、オオタカはそれほど遠くまで飛んでいないので、合焦の許容範囲か?

脳内予測駆動AFは、やっとこさ、オオタカが飛び出したことを認識し、カメラを上方向に動かし始めました。

6

11:36:54.5

AF枠におさまっているのは背景です。 並カメラのAFだと、背景にピントを合わせそうですが、Nikon D300の賢いAFは、背景に引っ張られることなく、鷹匠にピントを合わせ続けています。

オオタカが横向きに飛んでくれたおかげで、大きくはボケていません。

7

11:36.54.7
鷹匠、オオタカともAF枠から離れているためか、AF枠は非表示になっています。 至近に何らかの被写体が存在すれば、それにピントを持っていかれそうな感じです。
8

11:36.54.8
どうにか、オオタカに追いつきましたが、時は既に遅しでした。

木の枝から戻ってくるオオタカです。



Nikon D300 AF-S Nikkor VR ED 70-200mm F2.8G + TC-17EII 340mm f7.1 1/1250 ISO800

送信器のアンテナが立っていて、ラジコンのようです。

オオタカが鷹匠の拳に戻ってくる瞬間を撮りたくて、AF枠を拳に重ねて、シャッター半押しで待っていました。



Nikon D300 AF-S Nikkor VR ED 70-200mm F2.8G 116mm f4.0 1/500 ISO200

で、撮れたのがこの写真。 素晴らしいオオタカのポーズが台無しです。 半分隠れた鷹匠の表情もいいのに...

上の写真に写っているのは、据えで兜に変身したオオタカと鷹匠です。 渡りの実演では、多くの観客が鑑賞できるように、何度も場所を換えて見せてくれました。

そして、最後の渡りで、思わぬハプニングがおこりました。 

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